おすすめ海外取引所ランキング | ||||
評価項目 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
レバレッジ | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
スプレッド | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
手数料 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
サーバー | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
日本語対応 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
なんてお考えではありませんか?
現代には数多くの仮想通貨取引所が存在しますが、その中でもbybitの手数料は安いと評判です。
bybitで手数料負けしてしまう人がいるのは、手数料が高いからではなく、手数料を計算せずに取引しているのが原因になります。
そこで今回は、bybitで手数料負けしないためのポイントと、手数料の計算方法について解説します。
この記事を読めば、手数料負けを防ぎながら上手に取引できるようになりますよ!
- bybitで手数料負けするのは成行注文が大きな原因
- 購入価格と同価、もしくは手数料分の値幅がない状態で決済する場合も、手数料負けするので要注意
- 手数料負けを防ぐには指値注文、送出金を控える、資金調達料を受け取るのがおすすめ
- ポジションを売買する前に手数料を計算することが大切
目次
そもそも手数料負けとは?
手数料負けとは、取引で得た利益よりも、支払う手数料の方が高くなってしまうことをいいます。
仮想通貨取引ではさまざまな手数料が発生するため、良かれと思った注文で損をすることも少なくありません。
そのため、取引で発生する手数料を事前に確認し、それを考慮したうえで取引することが大切です。
Bybit(バイビット)で発生する手数料
bybitの取引で発生する手数料は、主に以下の3種類です。
これらを事前にしっかりと理解しておくことで、手数料負けを効果的に防ぐことができます。
- 取引手数料
- 資金調達料
- 出金手数料
取引手数料
bybitの取引手数料は、VIPランクによって変動する仕組みです。
現物取引手数料
VIPランク | 総資産高 (ドル) |
直近30日の平均純借入額 (ドル) |
直近30日の取引高条件 (ドル) |
テイカー メイカー |
一般 | 5万未満 | 5万未満 | 0~100万未満 | 0.1% 0.1% |
VIP 1 | 5万 | 5万 | 100万以上~ 200万未満 |
0.06% 0.04% |
VIP 2 | 25万 | 25万 | 200万以上~ 400万未満 |
0.05% 0.025% |
VIP 3 | 50万 | 50万 | 400万以上~ 600万未満 |
0.045% 0.02% |
VIP 4 | 100万 | 150万 | 600万以上~ 800万未満 (API取引高 20%以下) |
0.04% 0.015% |
VIP 5 | 200万 | 200万 | 800万以上~ 1,000万未満 (API取引高 20%以下) |
0.035% 0.0125% |
WIP | ー | ー | 1,000万以上 (API取引高 20%以下) |
0.02% 0.005% |
Pro 1 | ー | ー | 600万以上~ 800万未満 (API取引高 20%以上) |
0.04% 0.015% |
Pro 2 | ー | ー | 800万以上~ 1,000万未満 (API取引高 20%以上) |
0.035% 0.0125% |
Pro 3 | ー | ー | 1,000万以上~ 3,000万未満 (API取引高 20%以上) |
0.03% 0.01% |
Pro 4 | ー | ー | 3,000万以上~ 6,000万未満 (API取引高 20%以上) |
0.025% 00075% |
Pro 5 | ー | ー | 6,000万以上 (API取引高 20%以上) |
0.02% 0.005% |
デリバティブ取引手数料
VIPランク | 総資産高 (ドル) |
直近30日の平均純借入額 (ドル) |
直近30日の取引高条件 (ドル) |
テイカー メイカー |
一般 | 5万未満 | 5万未満 | 0~1,000万未満 | 0.055% 0.02% |
VIP 1 | 5万 | 5万 | 1,000万以上~ 2,500万未満 |
0.04% 0.018% |
VIP 2 | 25万 | 25万 | 2,500万以上~ 5,000万未満 |
0.0375% 0.016% |
VIP 3 | 50万 | 50万 | 5,000万以上~ 1億未満 |
0.035% 0.014% |
VIP 4 | 100万 | 150万 | 1億以上~ 2.5億未満 (API取引高 20%以下) |
0.032% 0.012% |
VIP 5 | 200万 | 200万 | 2.5億以上~ 5億未満 (API取引高 20%以下) |
0.032% 0.01% |
WIP | ー | ー | 5億以上 (API取引高 20%以下) |
0.03% 0% |
Pro 1 | ー | ー | 1億以上~ 2.5億未満 (API取引高 20%以上) |
0.032% 0.01% |
Pro 2 | ー | ー | 2.5億以上~ 5億未満 (API取引高 20%以上) |
0.032% 0.005% |
Pro 3 | ー | ー | 5億以上~ 10億未満 (API取引高 20%以上) |
0.03% 0% |
Pro 4 | ー | ー | 10億以上~ 20億未満 (API取引高 20%以上) |
0.0275% 0% |
Pro 5 | ー | ー | 20億以上 (API取引高 20%以上) |
0.025% 0% |
資金調達料
資金調達料= プレミアム指数 +(金利-プレミアム指数, 0.05%, -0.05%)
資金調達料は、日本時間の1:00、9:00、17:00と8時間毎に発生します。
また、ファンディング手数料は取引画面で確認することも可能です。
出金手数料
bybitで出金する際には出金手数料が発生します。
出金手数料は通貨によって異なり、出金額ではなく1回単位で決められています。
以下は、主要通貨の出金手数料です。
通貨 | 手数料 |
BTC | BTC:0.0005 BTC |
ETH | ERC 20:0.0019 ETH Arbitrum One:0.0003 ETH OP Mainnet:0.0003 ETH BEP 20:0.0003 ETH zkSync Lite:0.00015 ETH Arbitrum Nova:0.0003 ETH Mantle Network:0.0003 ETH zkSync Era:0.0003 ETH |
XRP | XRP:0.25 XRP |
EOS | EOS:0.1 EOS |
BAT | ERC 20:15 BAT |
USDT | ERC 20:5 USDT TRC 20:1.6 USDT Arbitrum One:0.3 USDT SOL:0.3 USDT BEP 20:0.3 USDT OP Mainnet:0.3 USDT zkSync Lite:0.3 USDT KAVAEVM:0.3 USDT MATIC:0.2 USDT AVAXC:0.3 USDT Mantle Network:0.3 USDT |
ADA | ADA:0.8 ADA |
BCH | Bitcoin Cash:0.001 BCH |
DOGE | Dogecoin:5 DOGE |
LTC | LTC:0.1 LTC |
XLM | Stellar Lumens:8 XLM |

bybit(バイビット)で手数料負けするシチュエーション
bybitで手数料負けするとは、具体的にどういうことなのでしょうか。
ここでは、bybitで手数料負けしやすいシチュエーションを見てみましょう。
まず、注目すべきは取引手数料です。
・現物取引・・・テイカー: 0.01% ・メイカー: 0.01%
・デリバティブ取引・・・テイカー: 0.06% ・メイカー: 0.01%
bybitの取引手数料は注文方法によって異なり、1回の取引(注文・決済)で2回発生するのが基本です。
以下は、1万円の先物取引に対するテイカー・メイカーの手数料の違いです。
注文 | 決済 | 合計 | |
テイカー(成行)注文 | 6円 | 6円 | 12円 |
メイカー(指値)注文 | 1円 | 1円 | 2円 |
この数字は手数料としてやや高めで、成行注文を何度も繰り返すことで手数料負けの可能性も高まります。
また、相場が思わぬ方向に動いてしまった場合、購入価格と同じ価格で決済しても手数料負けは確定です。
現物取引においても、VIPレベルが上がるとメイカー手数料の方が安くなる設定なので、手数料負け対策としてはメイカー注文が有効になります。
- 成行注文・成行決済を行った場合
- 購入価格と同価、もしくは手数料分の値幅がない状態で決済する場合
bybit(バイビット)で手数料負けしないためのポイント
bybitで手数料負けしないためには、手数料を意識して取引(特に決済)することが大切です。
そのためにも、以下の3つを徹底しましょう。
- 指値注文をする
- 出金回数を減らす
- ファンディング手数料を意識する
ポイント1. 指値注文をする
先述したように、bybitで成行注文をすると手数料が高くなってしまいます。
そのため、注文・決済ともに指値注文を利用するようにしましょう。
指値注文が難しい場合は、注文もしくは決済のどちらかだけでも指値にするのがおすすめです。

ポイント2. 送金・出金回数を減らす
これは取引後の話になりますが、bybitの送金・出金には手数料がかかります。
手数料は送出金1回に対する手数料なので、送出金の回数が多いほど手数料も高くなる仕組みです。
そのため、送出金はできるだけまとまった金額で行うようにし、回数を控えるよう意識しましょう。

ポイント3. 資金調達料を意識する
資金調達料は、現物価格との乖離を修正する目的で導入されています。
そのため、保有ポジション(ロング・ショート)によっては手数料を受け取ることが可能です。
資金調達料が受け取れるポジションを意図的に保有すれば、その分手数料負けしにくくなります。
ただし、資金調達料は相場状況によって随時変動しているので、事前の確認が必須です。

bybit(バイビット)の手数料の計算方法
bybitの取引手数料は自分で計算することも可能です。
特に難しい計算でもないので、ぜひ自分の取引手数料を計算してみてください。
- 現物手数料の計算式
- デリバティブ手数料の計算式
- 資金調達料の計算式
現物手数料の計算式
また、現物取引の計算式は以下です。
取引手数料 = 約定数量 × 取引手数料レート
デリバティブ手数料の計算式
デリバティブ取引の手数料は、以下の計算式が適用されています。
取引手数料 = 注文価額 x 取引手数料率
注文価額 = 数量 ÷ 執行価格
資金調達料の計算式
資金調達料は、以下の計算式が適用されています。
資金調達料 = ポジション価額 × 資金調達率
ポジション価額 = 契約数量 ÷ マーク価格

bybit(バイビット)で手数料負けしない方法 まとめ
bybitは手数料の安さが魅力の一つとなりますが、成行注文については手数料が高めです。
そのため、手数料負けする人は成行注文を繰り返していることが考えられます。
また、手数料負けを防ぐためには資金調達料料や出金手数料にも注意を払うことが大切です。
手数料を意識するだけでも大分効果があるので、手数料負けばかりしている人は、ぜひ以下のポイントを徹底してみてください。
- 指値注文をする
- 送金・出金を最低限に抑える
- 資金調達料を受け取れるポジションで取引する
- bybitで手数料負けするのは成行注文が大きな原因
- 購入価格と同価、もしくは手数料分の値幅がない状態で決済する場合も、手数料負けするので要注意
- 手数料負けを防ぐには指値注文、送出金を控える、資金調達料を受け取るのがおすすめ
- ポジションを売買する前に手数料を計算することが大切