MEXC(MXC)の追証・ロスカット・ゼロカットを徹底解説!

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MEXC(MXC)の追証・ロスカット・ゼロカットを徹底解説!

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レバレッジ BINANCE★★★★★ MXC★★★★☆ Bitget★★★★☆ bybit★★★☆☆
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手数料 bybit★★★★★ BINANCE★★★☆☆ Bitget★★★☆☆ MXC★★☆☆☆
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日本語対応 bybit★★★★★ BINANCE★★★★★ Bitget★★★★☆
MXC★★★★☆
MXCに追証はある?
MXCのロスカットルールってどうなってるんだろう?

なんてお考えではありませんか?

仮想通貨取引を行ううえでは、追証ロスカットを理解しておくことが大切です。

なぜなら、追証とロスカットはユーザーにとってデメリットになる可能性が高いから。

特にロスカットは保有しているポジションが強制的に決済され、含み損はもちろん、預けていた保証金まで失うことになるので注意が必要です。

そこで今回は、MXCの追証・ロスカットについて解説します。

この記事を読めば、MXCをより安全に利用することができますよ!

ざっくり言うと
  • MXCは追証がない
  • 自動マージン追加機能を使えば追証を設定することもできる
  • ロスカット水準は100%
  • ただし、分離マージンの場合はポジションや金額によって清算価格が変わる
  • MXCではADLシステムを採用
  • 損失の補填は取引所ではなく、他のユーザーによって行われる

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ロスカットにまつわる基本情報

<イラスト>ロスカットにまつわる基本情報

MXCの追証・ロスカットを解説する前に、基本となる4つのシステムについて紹介します。

これらは、証拠金を必要とする取引で必ず出てくるシステムなので、事前にしっかりと理解しておきましょう。

覚えておくべき言葉
  • 追証
  • 証拠金維持率
  • ロスカット
  • ゼロカット

追証

追証とは、最初に預けた証拠金のほかに、追加で支払う証拠金のことを言います。

一般的に、証拠金維持率が一定の割合を下回った際はロスカットになりますが、追証を支払うことで証拠金維持率が一定以上となり、ロスカットを回避することが可能です。

ただし、追証は証拠金維持率が一定の割合を下回る毎に請求されるので、支払いが度重なればその分損をすることになります。

証拠金維持率

証拠金維持率とは、最初に預けた証拠金のうち、取引に必要となる純資産の割合を言います。

多くの取引所では、証拠金維持率をもとに追証の請求、ロスカットが実施されています。

ロスカット

ロスカットは、保有しているポジションが強制的に決済されるシステムのことです。

通常、証拠金維持率が一定を下回った際に追証が請求されますが、追証を払わず、証拠金維持率がさらに一定を下回った際にロスカットが実行されます。

MEMO

追証・証拠金維持率・ロスカットの基準は、各取引所によって異なります。

ゼロカットシステム

ゼロカットシステムは、資産を上回る損失が出ないようにするためのシステムです。

たとえば、相場が大幅に荒れた場合などはロスカットになるタイミングが遅れ、証拠金以上の損失が出てしまう可能性があります。

しかし、ゼロカットシステムを採用している取引所であれば、取引所が証拠金以上の損失を保証してくれるため、ユーザーは安心して取引することができるのです。

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MEXC(MXC)には追証がない

<イラスト>MXC(エムエックスシー)の追証

MXCには追証がありません。

そのため、損失が大きくなってしまった場合でも追加で証拠金を請求されることはありません。

ただ、自動マージン追加機能という機能を有効にすると、ポジションが清算価格に近づくたびに、残高から自動的に証拠金が差し引かれます。

つまり、追証を自分で設定できるということです。

MEXC(MXC)の証拠金維持率とロスカット(清算価格)

<イラスト>MXCの証拠金維持率

MXCの維持証拠金率は、ユーザーのポジションサイズに基づいて算出される仕組みです。

そのため、レバレッジ倍率の影響を受けることはありません。

ただし、分離マージンの場合はポジションや金額によって清算価格が変わってくるので、少しややこしいのですが参考までにご紹介しておきます。

USDT-Mのロスカット(清算価格)

【ロングポジションの場合】

清算価格=(維持証拠金 – ポジション証拠金 + 平均価格 × 金額 × 額面)÷(金額 × 額面)

【ショートポジションの場合

清算価格=(平均価格 × 金額 × 額面 – 維持証拠金 + ポジション証拠金)÷(金額 × 額面)

COIN-Mのロスカット(清算価格)

【ロングポジションの場合】

清算価格=(平均価格 × 額面)÷ (金額 × 額面 + 平均価格(ポジション証拠金 – 維持証拠金))

【ショートポジションの場合】

清算価格=平均価格 × 金額 × 額面 ÷ 平均価格 ×(維持証拠金 – ポジション証拠金)+ 金額 × 額面

なお、クロスマージンでは全ての残高が証拠金となります。

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MEXC(MXC)はゼロカットシステムを採用

<イラスト>MXC(エムエックスシー)のゼロカット

MXCではゼロカットシステムを採用しているため、ロスカットになった際に損失が証拠金を上回ってしまっても、借金のリスクがありません。

ただ、MXCの場合は取引所が補填するのではなく、他のユーザーが補填するADLシステムを採用しています。

ADLシステムは自動デレバレッジとも呼ばれるシステムで、補填が必要となったポジションと反対売買側のトレーダーのポジションを自動的にデレバレッジするというもの。

つまり、レバレッジ収益性がともに高いポジションを保有しているユーザーが補填する仕組みです。

そのため、自分がレバレッジと収益性がともに高いポジションを保有している場合は、逆に自動デレバレッジの対象になる可能性があります。

MEXC(MXC)の追証・ロスカット・ゼロカット まとめ

<イラスト>MXC(エムエックスシー)の証拠金維持率・ロスカット

MXCには追証がないため、万が一損失が大きくなってしまった場合でも証拠金を追加で請求されることがありません。

一方、維持証拠金率はユーザーのポジションサイズに基づいて算出される仕組みで、維持証拠金が口座残高を下回った時点でロスカットになります。

そのため、ロスカットを回避するには証拠金と口座残高を意識しながら取引することが大切です。

ただし、分離マージンの場合はポジションや金額によって清算価格が変わってくるので要注意!

証拠金管理に自信がない場合は、自動マージン追加機能を使って追証を発生させることも可能なので、ぜひ自分が使いやすいように設定をしてみてください。

MXCの追証・ロスカットおさらい
  • MXCは追証がない
  • 自動マージン追加機能を使えば追証を設定することもできる
  • ロスカット水準は100%
  • ただし、分離マージンの場合はポジションや金額によって清算価格が変わる
  • MXCではADLシステムを採用
  • 損失の補填は取引所ではなく、他のユーザーによって行われる
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