bybit(バイビット)のAPI取得方法と設定・使い方をわかりやすく解説

bybit-API-アイキャッチ

SHARE

bybit(バイビット)のAPI取得方法と設定・使い方をわかりやすく解説

おすすめ海外取引所ランキング
評価項目 1位 2位 3位 4位
レバレッジ BINANCE★★★★★ MXC★★★★☆ Bitget★★★★☆ bybit★★★☆☆
スプレッド BINANCE★★★★★ Bitget★★★★☆ bybit★★★☆☆ MXC★★★☆☆
手数料 bybit★★★★★ BINANCE★★★☆☆ Bitget★★★☆☆ MXC★★☆☆☆
サーバー BINANCE★★★★★ bybit★★★★☆ MXC★★★☆☆ Bitget★★★☆☆
日本語対応 bybit★★★★★ BINANCE★★★★★ Bitget★★★★☆
MXC★★★★☆
bybitAPI設定ってどうやってやるの?
そもそもAPIってなに?

なんて思ったことはありませんか?

デジタル化が進む近年では、仮想通貨取引所の機能性も高くなり、APIを発行しているところが多いですよね。

これにより、仮想通貨取引はより便利で効率的になったといえるでしょう。

とはいえ、APIについてよく知らない人や、設定方法がよくわからない人も多いと思います。

そこで今回は、bybitのAPI設定についてわかりやすく解説していきます。

実際の画面を使って解説していくので、この記事を読めば初心者でもAPIを設定することができますよ!

ざっくり言うと
  • APIとはアプリの機能を別のアプリに共有する仕組みのこと
  • PIを利用することで仮想通貨取引がより便利に、安全になる
  • API利用にはAPIキーを発行する必要がある
  • bybitのAPI設定は初心者でも簡単!
  • 発行できるAPIキーは1アカウントにつき5つまで
  • ただし、自動取引をするには外部モジュールのインストールが必要
bybit(バイビット)公式サイトはこちら

bybit(バイビット)の登録はこちら

そもそもAPIとは?

bybit-API-とは

APIとは「Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)」の略称で、あるソフトウェアの機能をほかのソフトウェアと共有する仕組みのことをいいます。

仮想通貨取引においては、取引所がAPIを公開することでユーザーはプログラムコードを一から書く必要がなくなり、ソフトウェアの開発を効率的に進めることが可能です。

たとえば、自分でアプリケーションを開発したとします。

そこにbybitのAPIを連携させると、自分で作ったアプリケーションでbybitの機能が利用できるようになります。

これにより、通常では利用できないオーダーの仕方や分析、自動トレードなどが、自由に行えるようになるのです。

APIでできること

API設定のメリットは、主に以下の3つです。

API設定のメリット
  • アプリケーションを効率的に開発できる
  • セキュリティが向上する
  • 手軽に情報取得ができる

先述したように、APIはすでにある機能と連携させて使用できるため、プログラムを一から組む必要がありません。

これにより、アプリケーションの開発が効率化できるだけでなく、時間やコストも削減することができます。

開発段階でハイレベルなセキュリティシステムを導入すれば、セキュリティの向上にも効果的です。

また、bybitのAPIを連携させればアプリケーション上で仮想通貨の最新価格が確認できますし、仮想通貨情報サイトなどのAPIを連携させればあらゆる情報がチェックできるようになります。

bybit(バイビット)でAPIを取得する方法

bybit-API-設定方法

bybitのAPI設定は意外と簡単です。

なぜなら、bybitは日本語に対応しているため、英語が苦手な人はもちろん、初心者でも設定しやすいといえます。

bybitにはAPIの新規作成をはじめ「追加」や「管理」もできるので、さっそく見ていきましょう。

APIの取得・管理
  1. APIの新規作成
  2. APIの追加方法
  3. APIの管理方法

APIの新規作成

bybitのAPIを初めて設定する人は、まずAPIキーを新しく発行する必要があります。

STEP.1
API管理画面を表示させる

APIの新規作成

ログイン後、画面右上にあるアカウント名にカーソルを合わせ、出てきたメニューから「API」を選択します。

STEP.2
APIキーの新規発行

API

画面下部で「新しいキーの作成」をクリックします。

STEP.3
必要事項を入力

API2

必要事項を選択・入力していきます。

APIトランザクションとして使用する場合は「名前」「IPアドレス」「APIキー許可」を選択・入力してください。

入力が終わったら、右上にある「送信」をクリックします。

*紐付けたいIPアドレスがなければ、IPアドレスの入力は必要ありません。

APIをサードパーティアプリに紐づけて使いたい場合は、「サードパーティアプリ紐付け」を選択しましょう。

その場合は、APIの名前ではなく紐付けする「アプリ名」を選択するようになります。

API3

最後に2段階認証コードを入力すれば、設定完了です。

API3

STEP.4
設定完了

APIの作成5

設定完了後はAPIの設定内容が表示されるので、必要であれば控えておくと良いでしょう。

API4 2

また、設定内容はAPI管理画面でも確認できます。

APIの追加方法

APIキーを追加で作成したい場合も、新規作成と同じ手順で作成すればOKです。

MEMO

APIキーは、1アカウントにつき5つまで保有することができます。

また、1つのキーに対して連携できるIPアドレスは4つまでです。

APIの管理方法

APIの変更や削除も、API管理画面から行っていきます。

API4

API管理画面では、有効なAPIキー情報が常に確認可能です。

IPアドレスの紐付けを行いたい場合は、対象となるAPIキーの鉛筆マークをクリックしましょう。

API6

するとこのような画面が表示されるので、紐付けしたい「IPアドレス」「2段階認証コード」を入力し、最後に「確定」をクリックすればOKです。

ちなみに、紐づけたいIPアドレスが複数ある場合は、以下のように各IPアドレスの間にコンマを入力します。

192.168.1.1,192.168.1.2,192.168.1.3…

APIキーが不要になった場合は、右端にある「削除」をクリックすれば簡単に削除することが可能です。

bybit(バイビット)APIの設定・使い方

bybit-API-使うには

bybitのAPIを使えば、仮想通貨取引を自動システムに任せることが可能です。

しかし、APIを使って自動システムを作る場合は外部モジュールをインストールするのが一般的。

また、さまざまなソースコードを部分的に借用することになるため、かなりハードルが高いといえるでしょう。

でも安心してください!

bybitでは、APIを紐付けできるサードパーティアプリが用意されているため、プログラミング知識がない人でも手軽に自動売買ができます。

API3

ここでは、手軽に始められるとして人気の「3Commas」の設定方法をご紹介します。

注意
3Commasを利用する場合は、bybitでAPI取得する際に「3Commas」を選択してください。

→3Commasの公式サイトはこちら

STEP.1
3Commasにアクセス

3Commas

3Commasの公式サイトへアクセスし、画面右上の「Try It Free」もしくは左下の「Start Your Free Trial」をクリックします。

STEP.2
アカウント作成

アカウント作成

「メールアドレス」「パスワード」を入力し、最後に「Sign Up」をクリックします。

STEP.3
設定画面の表示

3Commas4

するとこのような画面が表示されるので、「3. Connect one of the available exchanges」の部分にある「Select」をクリック。

STEP.4
bybitと紐付け

3Commas3

「Exchange」の部分は紐付けする「bybit」を選択してください。

あとはbbybitで取得した「名前」「APIキー」「シークレットキー」を入力し、最後に「Connect an exchange」をクリックすれば紐付けは完了です。

bybit(バイビット)の自動売買で使用するPythonの基本コード

BINANCE -API-使ってみよう

自動売買で使用するPythonの基本コードは以下です。

基本的には、コードが書ければどのエディターを使っても問題ありません。

また、青字の部分は自分で入力する必要があります。

<ファイル名>

from binance.client import Client

<API名>

class BinanceAPI:

<APIキー>

def __init__(self):

        API_KEY = ‘bybitで取得したAPIキー

        API_SECRET = ‘bybitで取得したシークレットコード

<Client作成>

        self.client = Client(API_KEY, API_SECRET)

価格情報の確認

価格情報を表示させるコードは以下です。

ここでは、例としてBTCETHの価格情報を確認してみます。

from binance.client import Client

 

class BinanceAPI:

 

  def __init__(self):

        API_KEY = ‘bybitで取得したAPIキー

        API_SECRET = ‘bybitで取得したシークレットコード

 

        self.client = Client(API_KEY, API_SECRET)

 

    def get_ticker(self, pair):

        try:

            value = self.client.get_ticker(symbol=pair)

            return value

        except Exception as e:

            print(‘Exception Messege : {}’.format(e))

            return None

 

def main():

binance_set = BinanceAPI()

 

    ticker = binance_set.get_ticker(‘BTCETH‘)

    print(ticker[‘lastPrice’])

 

if __name__ == ‘__main__’:

    main()

すると以下のような情報が返ってくるので、各項目を確認します。

{

    “highPrice”: 過去24時間以内の最高値,

    “count”: その時の数値,

    “priceChange”: 過去24時間の価格変化(lastPrice – openPrice),

    “quoteVolume”: “その時の数値”,

    “lastId”: その時の数値,

    “bidPrice”: 買い注文の最安値,

    “openTime”: 日時(始値),

    “prevClosePrice”: 前足の最終価格(終値),

    “lastQty”: 最後の取引の数量,

    “askQty”: 売り注文の最安値の数量,

    “askPrice”: 売り注文の最安値,

    “openPrice”: 開始の価格(始値),

    “symbol”: 通貨ペア”BTCUSDT”,

    “volume”: 過去24時間の出来高,

    “weightedAvgPrice”: “その時の数値”,

    “firstId”: その時の数値,

    “closeTime”: 日時(終値),

    “lastPrice”: 最終の価格(終値),

    “priceChangePercent”: 過去24時間の価格変化率,

    “lowPrice”: 過去24時間以内の最安値,

    “bidQty”: 買い注文の最安値の数量

}

資産状況の確認

資産状況を確認するコードは以下です。

ここでは、例としてBTCの資産状況を確認してみます。

from binance.client import Client

 

class BinanceAPI:

 

  def __init__(self):

        API_KEY = ‘bybitで取得したAPIキー

        API_SECRET = ‘bybitで取得したシークレットコード

 

        self.client = Client(API_KEY, API_SECRET)

 

    def get_asset(self, symbol):

        try:

            value = self.client.get_asset_balance(asset=symbol)

            return value

        except Exception as e:

            print(‘Exception Messege : {}’.format(e))

            return None

 

def main():

    binance_set = BinanceAPI()

 

    asset_dict = prv_set.get_asset(‘BTC’)

    print(asset_dict[‘free’])

 

if __name__ == ‘__main__’:

    main()

すると以下のような情報が返ってくるので、内容を確認します。

{

    “locked”: 注文等でロックされている数量,

    “free”: 利用可能な数量,

    “asset”: 通貨

}

bybit(バイビット)APIの安全性

bybit-API-安全性

bybitはセキュリティを重視している取引所なので、APIを使った自動売買システムなどが悪用される心配はありません。

bybitでは取引を仮想通貨FXに限定しているだけでなく、ICOやIEOといった新しいトークンイベントに関わらなかったり、事業範囲を限定したりすることで、ユーザーの安全性を確保しているのです。

他にも、コールドウォレットをはじめ、さまざまなセキュリティ対策が導入されているので、安心して利用することができます。

bybitの安全性については以下の記事で詳しくまとめているので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね!

bybit-anzenbybit(バイビット)のセキュリティ評価は?安全性とセキュリティ対策を徹底検証!

bybit(バイビット)でAPIを使う際の注意点

<イラスト>bybit(バイビット)でAPIを使う際の注意点

bybitでは誰でも手軽にAPIを取得することができますが、APIを使って取引をするとなると、ある程度のプログラミング知識が必要になります

bybitのAPIには Pythonというプログラミング言語が使用されているので、Pythonの知識があると便利です。

とはいえ、プログラマーのような専門知識は必要なく、あくまでもAPIの設定や設定変更ができるくらいのレベルで問題ありません。

Pythonの基礎を学ぶだけでもおすすめです。

bybit(バイビット)のAPI設定でエラーが出た時の対処法

<イラスト>bybit(バイビット)のAPIでエラーが出た時の対処法

APIをうまく設定できない場合はエラー画面が表示されます。

エラーが出ると戸惑ってしまう人も多いですが、エラーコードを確認すれば正しく対処することが可能です。

ここでは、bybitのAPI設定でよくあるエラーコードを2つご紹介します。

エラーコード1:ret_code:10004 error sign!

signatureが不完全であることを意味します。

また、URLパラメーターがアルファベット順になっていない場合もこのエラーが出るので、公式サイトにあるサンプル結果を参考に対処してみましょう。

エラーコード2:ret_code:10002 invalid request, 〜

「ret_code:10002 invalid request, please check your timestamp and recv_window param.」のエラーコードは、プログラム実行とサーバー環境のタイムスタンプが離れすぎていることを意味します。

基本的な対処法は以下です。

  • サーバー時間の前の場合・・・recv_windowを大きくする
  • サーバー時間の後の場合・・・設定自体を変更

bybit(バイビット)のAPIまとめ

bybit-API-まとめ

APIは、主にアプリケーション開発者などが活用するものですが、bybitのAPI設定はあまりプログラミング知識がない人でも手軽に活用することができます。

APIで自動取引ができるようになれば、寝ている間も利益を出すことができるので、気になる人はぜひチャレンジしてみてくださいね!

bybitのAPIおさらい
  • APIとはアプリの機能を別のアプリに共有する仕組みのこと
  • PIを利用することで仮想通貨取引がより便利に、安全になる
  • API利用にはAPIキーを発行する必要がある
  • bybitのAPI設定は初心者でも簡単!
  • 発行できるAPIキーは1アカウントにつき5つまで
  • ただし、自動取引をするには外部モジュールのインストールが必要
  • bybitはセキュリティを重視しているため、APIも安心して利用できる
bybitn取引方法bybit(バイビット)の取引ガイド|現物・デリバティブ取引のやり方と手数料を徹底解説! bybit-cya-tobybit(バイビット)のチャート設定とチャートの見方・使い方を徹底解説!bybit(バイビット)公式サイトはこちら

bybit(バイビット)の登録はこちら