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なんて考えたことはありませんか?
BINANCEでは公式APIを公開しているため、データ取得や自動トレードなど、さまざまな使い方ができます。
初心者にはややハードルが高いかもしれませんが、BINANCRのAPIは初心者にもわかりやすいように設計されているので、この機会にチャレンジしてみると良いでしょう。
そこで今回は、BINANCEの公式APIでできることや連携方法、実際の使い方についてご紹介します。
この記事を読めば、BINANCEのAPIをもっと手軽に使えるようになりるはずです!
- APIとはソフトウェアの機能を共有すること
- BINANCEの公式APIでは、通常では利用できないオーダーや分析、自動トレードなどが利用できる
- BINANCEには専用のAPIライブラリーがあるため、初心者でもチャレンジしやすい
目次
そもそもAPIとは
APIとは「Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)」の略称で、ソフトウェアの機能をほかのソフトウェアと共有する仕組みのことをいいます。
仮想通貨取引においては、取引所のAPIを公開することでプログラムコードを一から書く必要がなくなり、効率的に開発を進めることが可能です。
身近なところでいうと、Googleマップが良い例でしょう。
Googleマップはさまざまなサービスに導入されていますが、各サービスの開発者が一からコードを書いたわけではなく、一般公開されているソースコードを使って開発されています。
つまり、BINANCEのAPIを使うことによって、通常では利用できないオーダーの仕方や分析、自動トレードなど、自分の思い通りに使うことができるのです。
BINANCE(バイナンス)の公開API
BINANCEには、BINANCE上で閲覧できる情報を取得する「パブリックAPI」と、資産に関する情報を取得する「プライベートAPI」の2種類があります。
パブリックAPI
パブリックAPIで取得できる主な情報は以下です。
関数 | 内容 | 引数 |
get_all_tickers | 全通貨ペアの市場価格を取得 | なし |
get_ticker | 指定通貨ペアの24時間の価格変更の統計情報を取得 | symbol |
get_symbol_ticker | 指定通貨ペアの市場価格を取得 | symbol |
get_orderbook_ticker | 全通貨ペアの板情報を取得 | なし |
get_order_book | 板情報を取得 | symbol limit (MAX 1000) |
get_recent_trades | 最新の全約定履歴を取得 | symbol limit (MAX 500) |
プライベートAPI
プライベートAPIでは、自分の資産に関する情報のほか、新規注文のオーダーをすることも可能です。
そのため、通常であれば暗号化する必要があるのですが、BINANCEでは専用のライブラリが用意されているため、簡単な操作で利用することができます。
プライベートAPIでできる主要機能は以下です。
関数 | 内容 | 引数 |
create_order | オーダーを入れる | symbol side type quantity price |
order_limit | 指値オーダーを入れる | symbol side quantity price |
order_limit_buy | 指値買いオーダーを入れる | symbol quantity price |
order_limit_buy | 指値売りオーダーを入れる | symbol quantity price |
order_market_sell | 成行オーダーを入れる | symbol side quantity |
order_market_sell | 成行買いオーダーを入れる | symbol quantity |
order_market_sell | 成行オ売りオーダーを入れる | symbol quantity |
get_all_orders | 全アクティブオーダー情報を取得 | なし |
get_open_orders | 自分のアクティブオーダー情報を取得 | symbol |
cancel_order | オーダーをキャンセルする | symbol orderId |
get_asset_balance | 資産情報を取得 | asset |
get_symbol_info | 通貨に関する情報を取得 | symbol |
BINANCE(バイナンス)APIの連携手順
ここからは、BINANCEのAPIを連携させる手順についてご紹介していきます。
大まかな手順としては以下の2ステップです。
- BINANCEでAPIとシークレットキーを取得する
- BINANCEの公式APIライブラリーをインストール
それでは、1つずつ見ていきましょう。
手順1:BINANCEでAPIとシークレットキーを取得する
まずは、BINANCEのサイトでAPIとシークレットキーを取得します。
ログイン後、画面右上にあるユーザーマークにカーソルを合わせ、出てきたメニューから「API マネジメント」を選択します。
するとこういった画面が表示されるので、新しく作成するAPIの名前を入力して「作成されたAPI」をクリックします。
2ヵ所の「コードを送信」をクリックし、「スマホ認証コード」と「メール認証コード」を入力します。
最後に「提出」をクリック。
APIキーとシークレットキーが表示されるので、忘れないようにメモに控えてください。
権限の設定は、デフォルトでは「読み込みのみ」「スポットおよびマージン取引を有効にします」にチェックが入っています。
その他にAPIを使って操作したい項目があればチェックを入れましょう。
手順2:BINANCEの公式APIライブラリーをインストール
BINANCEのAPIとシークレットキーが取得できたら、今度はBINANCEの公式APIライブラリーをインストールします。
公式ライブラリーとはソースコードのようなもので、これを自分のパソコンにインストールするイメージです。
ターミナルとはコマンドを打ち込む画面のことで、Macでは「ターミナル」、 Windowsでは「コマンドプロント」と呼ばれています。
ターミナルを開いたら、「$ 」の後に続いて「pip install python-binance」と打ち込みましょう。
するとコマンドが動き、公式APIライブラリーのインストールが完了します。
$ pip install python-binance
AWSのCloud9にバイナンス公式APIライブラリーをインストールする場合は
「$ sudo pip-3.6 install python-binance」
バイナンス公式APIライブラリーをPythonで利用する場合は、1行目に以下を追記しておきます。
「from binance.client import Client 」
BINANCE(バイナンス)のAPIを使ってみよう!
では、実際にAPIを使ってPythonから相場情報を取得してみましょう。
今回はBTC/USDペアの終値を出してみます。
まず、コードエディタを開き以下のようにコードを打ち込みます。
その際、「取得したAPIキー」と「取得したシークレットキー」の部分には自分のキーを入力してください。
すると関数が呼び出され、結果が出力されます。
BINANCE(バイナンス)のAPIを既存サービスに連携させる方法
最近では仮想通貨取引所とAPI連携できるサービスも増えてきましたよね。
既存サービスとの連携であれば公式APIライブラリーをインストールする必要もありませんし、プログラミングの知識がなくてもまったく問題ありません。
今回は仮想通貨資産の管理・収支計算ができるサービス、「CryptoLinC(クリプトリンク)」と連携させる方法をご紹介します。
CryptoLinC(クリプトリンク)意外の既存サービスと連携する場合も大体同じ流れになるので、ぜひ参考にしてみてください。
CryptoLinCの公式サイトからログインします。
画面上部にある「ポートフォリオ」をクリック。
画面右上にある「データ連携」をクリックします。
連携先として「BINANCE」を選択してください。
するとこのような画面が出てくるので、BINANCEで取得したAPI KeyとSeacret Keyを入力し、最後に「登録」をクリックします。
データが反映されればAPI連携は完了です。
BINANCE(バイナンス)APIのまとめ
APIを使うとソフトウェアの機能を共有することができます。
そのため、BINANCEのAPIを使えば、通常では利用できないオーダーの仕方や分析、自動トレードなど、自分の思い通りに使うことができるのです。
プログラミング言語を使うためそれなりの知識が必要にはなりますが、BINANCEの場合は専用のライブラリーが用意されているため、初心者でもチャレンジしやすいといえます。
また、既存サービスならもっと手軽にAPI連携ができるので、気になる人はぜひこの機会にチャレンジしてみてください!
- BINANCEのAPIを使うと、仮想通貨取引をもっと自己流にアレンジできる
- BINANCEのAPI連携はシンプルで簡単
- Pythonの基本コードも公開されているので、コピペだけで使うことも可能
- 専用ライブラリーもあってAPI初心者にも最適
