おすすめ海外取引所ランキング | |||
評価項目 | 1位 | 2位 | 3位 |
レバレッジ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
スプレッド | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
手数料 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
サーバー | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
日本語対応 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
なんてお考えではありませんか?
仮想通貨FXは、証拠金を預けることで「買い」と「売り」両方の注文ができる取引方法です。
そのため価格が下がった時でも利益が得られ、効率的に取引することができます。
しかし、仮想通貨FXには追証があり、証拠金以外に余計なコストがかかってしまうのが一般的です。
そこで今回は、追証がない海外取引所や、追証がないメリット・デメリットについてご紹介します。
この記事を読めば、初心者も追証なして賢く取引を始めることができますよ!
- 追証とは追加証拠金のこと
- 損失が一定以上になると追加で証拠金が請求され、支払わないとロスカットになる可能性が高まる
- 追証なしの取引所なら余計なコストを気にせず取引ができる
- ただし、損失が大きくなった場合いきなりロスカットになる
- とはいえ、追証なしの取引所なら初心者でも安心して利用できる
目次
仮想通貨FXの追証がない海外取引所一覧
2020年1月現在、追証なしで仮想通貨FXが利用できる海外取引所は以下の6社になります。
追証なしで仮想通貨FXが利用できる海外取引所 | |
No.1 | BitMEX(ビットメックス) |
No.2 | BINANCE(バイナンス) |
No.3 | CryptoGT(クリプトGT) |
No.4 | Bybit(バイビット) |
No.5 | OKEx(オーケーイーエックス) |
No.6 | Deribit(デリビット) |
No.1 BitMEX(ビットメックス)
BitMEXは仮想通貨FXに特化した海外取引所です。
ビットコインをはじめ、さまざまなアルトコインで取引ができるため、日本人にも人気があります。
また、ゼロカットシステムを採用しており、借金のリスクがないというのも大きな魅力といえるでしょう。
対象通貨 | 最大レバレッジ | ロスカット率 | ゼロカットシステム | 利用者保護システム |
8種類 | 100倍 | 注文数による | ◯ | 保険基金 ADLシステム |
No.2 BINANCE(バイナンス)
BINANCEでは、2019年から先物取引の利用が開始されました。
最大レバレッジが125倍と高めになっているほか、世界トップクラスの人気を誇る取引所なだけに信頼性が高いといえるでしょう。
また、BINANCEは今最も勢いに乗っている取引所ですから、今後のサービス向上に大きく期待ができます!
対象通貨 | 最大レバレッジ | ロスカット率 | 利用者保護システム |
4種類 | 125倍 | 注文数による | 保険基金 ADLシステム |
No.3 CryptoGT(クリプトGT)
2018年6月に誕生したまだ新しい取引所ですが、豊富な通貨ペアと世界一のハイレバレッジが大きな特徴となっています。
仮想通貨FXを専門としており、MT5(メタトレーダー5)を使って取引できるのも魅力といえるでしょう。
また、日本円ペアもあるので、初心者にも使いやすい取引所として人気です。
対象通貨 | 最大レバレッジ | ロスカット率 | 利用者保護システム |
50ペア | 500倍 | 100% | 自社資産での補填 |
No.4 Bybit(バイビット)
Bybitも仮想通貨FXに特化した海外取引所で、トレードバトルなどのさまざまな無料イベントでも知られています。
日本語に対応しているほか、取引画面も非常に見やすくなっているため、国内取引所と同じ感覚で取引を楽しむことができるでしょう。
ただし、ロスカットの計算がやや複雑なので、仕組みを理解してから利用するのが安心です。
対象通貨 | 最大レバレッジ | ロスカット率 | 利用者保護システム |
4種類 | 100倍 | レバレッジによる | 保険基金 ADLシステム |
No.5 OKEx(オーケーイーエックス)
OKExは、仮想通貨FXを含む5種類の取引が利用できる海外取引所です。
先物取引に関してはbitbankと提携しているため、国内取引所のbitbank Tradeを利用することも可能。
ただ、OKExは日本語に対応しておらず、ロスカット率もやや高めになるので、初心者にはややハードルが高いかもしれません。
対象通貨 | 最大レバレッジ | ロスカット率 | 利用者保護システム |
9種類 | 100倍 | 110% | 保険基金 社会的損失システム |
No.6 Deribit(デリビット)
取扱通貨はビットコイン・イーサリアムの2種類のみですが、日本語対応でシンプルに利用できる取引所です。
誕生は2016年とそこそこの歴史があり、海外ではBitMEXに並ぶ高い人気を誇っています。
ゼロカットシステムはありませんが、ロスカット率も一律100%と決まっているので、初心者にも使いやすいといえるでしょう。
対象通貨 | 最大レバレッジ | ロスカット率 | 利用者保護システム |
2種類 | 100倍 | 100% | 保険基金 社会的損失システム |
そもそも現物取引と先物取引(FX)の違いは?
現物取引では仮想通貨を現在の価格で購入・売却しますが、先物取引では未来の価格を予想して取引を行います。
たとえば、取引する者同士が「1ヶ月後に1BTCを100万円で取引する」と約束したとしましょう。
そして1ヶ月後、もしBTCの価格が約束当時と変わっていたとしても、約束通り100万円で取引を行います。
その際、BTCの価格が100万円以上になっていれば買い手が、100万円以下であれば売り手が利益を得られる仕組みです。
- 差金決済ができる
- 約束の日に自動で決済される
- レバレッジが利用できる
仮想通貨FXの追証とは
追証とは「追加保証金」の略称で、主に先物取引で適用されるシステムです。
先物取引では、最初に証拠金を預けることで初めて取引することができます。
万が一損失が増えてしまい、各取引所に設けられている証拠金維持率が一定水準を下回った場合は、証拠金を追加で支払わなければなりません。
追証を支払わなくても取引を続けることは可能ですが、さらに損失が増えた場合はロスカットとなり、マイナスポジションのまま強制的に決済されてしまいます。
つまり追証は、ロスカットを回避するためのセーフティネットといえるのです。
ゼロカットシステム
ゼロカットシステムとは、万が一大きな損失が発生した場合でも、証拠金を超えた分の損失は取引所が負担してくれるというシステムです。
どんなに損失が大きくなろうと、ユーザーは最初に預けた証拠金を失うだけなので、借金を負うリスクがないんですね!
よく「追証がないから借金のリスクがない」なんていいますが、正確には追証ではなく、ゼロカットシステムのおかげになります。
仮想通貨FXの追証がないメリットとデメリット
追証がないだけでは借金のリスクをゼロにすることができませんが、別のメリットを得ることができます。
ここでは、追証なしのメリットとデメリットについてチェックしていきましょう。
メリット:余計なコストがかからない
追証なしの最大のメリットは、なんといっても余計なコストがかからないことです!
追証がある場合、損失が一定水準を下回ると追証を請求されますが、追証を支払った後に再度一定水準を下回れば、また追証を請求されます。
つまり、一定水準を下回るたびに証拠金を支払わなければならず、トータルで考えるとかなりコストがかかっているのです。
しかし、追証がなければ、ロスカットにさえならなければ証拠金を支払う必要がないため、余計なコストはかかりません。
デメリット:いきなりロスカットになる可能性がある
追証なしのデメリットは、いきなりロスカットになる可能性があることです。
本来追証とは、ロスカットになる前の警告のようなもの。
そのため、追証を支払うことでロスカットを回避することができます。
しかし、追証がなければロスカットの警告もありませんから、不意打ちでロスカットになってしまう可能性が高いでしょう。
追証が必要ない理由
追証なしで余計なコストがかからないのは嬉しいですが、膨大な損失を抱えたままロスカットになるのは困りますよね。
実際、「ロスカットになったタイミング」と「精算されるタイミング」にはタイムラグがあるため、ロスカットになった時よりも精算時の損失が大きくなってしまうケースも多々あります。
ですが、先に紹介した取引所では独自の基金やADL(自動デレバレッジ )システムなどを採用しているため、追証がなくても安心して取引することができるんです。
保険基金
保険基金とは、ロスカットになったポジションを精算するために、取引所があらかじめ積立てしている基金のことです。
たとえばBitMEXの場合、以下の手順でロスカット処理が行われます。
- 画面上でポジションが精算される
- 精算エンジンに引継ぎ
- 精算エンジンによって精算注文
その際、③の精算注文が間に合わなかった場合は、保険基金を使って精算注文が行われます。
さらに、保険基金を使った精算も間に合わなかった場合は、ADLシステムで強制的に精算が行われるのです。
こういった仕組みによりゼロカットシステムが実現されているんですね!
2019年は、BitMEXの保険基金が62%も増加したことが話題となりました。保険基金の積立てが多いほど利益の受け取りが保証されるので、ユーザーは安心して取引することが可能です。
ADLシステム
ADLシステムでは、各ユーザーに対し利益とレバレッジに基づいた優先順位を付け、反対売買側のユーザーのポジションを自動的に解消します。
つまり、万が一精算処理のタイムラグで膨大な損失が出てしまった場合は、ハイレバレッジ且つポジションが有利なユーザーに補填してもらうということです。
社会的損失システム
社会的損失システムはクローバックシステムとも呼ばれており、精算が間に合わなかったユーザーの損失を、同じ契約で収益がある全てのトレーダーが負担する仕組みです。
そのため、ロスカットになったユーザーにとってはありがたいシステムですが、利益を上げているユーザーにとってはデメリットになるケースがあります。
仮想通貨FXの追証まとめ
仮想通貨FXでは追証が付きものですが、中には追証なしの取引所も存在します。
追証がなければ余計なコストをかけずに取引することができるため、仮想通貨FXを利用するなら追証なしの取引所を選ぶのがおすすめです。
ただし、追証がない場合はいきなりロスカットになる可能性が高く、場合によっては莫大な損失を抱えてしまうケースもあります。
そのため、ゼロカットシステムやADLシステムを導入している取引所を選んで、賢く安全に取引を行っていきましょう。
- 追証はロスカット前の警告
- 「追証なし=借金のリスクがない」は間違い!
- 借金のリスクを回避するにはゼロカットシステムがある取引所を選ぶ必要がある
- ほかにも、損失の負担を軽減してくれる独自基金やADLシステムを採用している取引所もおすすめ!