なんてお考えではありませんか?
FX取引にはさまざまな手数料がかかるものです。
そのため、よく確認しないまま取引すると損してしまう可能性があります。
また、手数料は各取引所によって異なるため、コストを抑えて取引するためにも、手数料の安い取引所を選ぶことが大切です。
一般的に、海外取引所は国内取引所に比べて手数料が安いといわれていますが、「仕組みが複雑でよくわからない…」という人も少なくありません。
そこで今回は、FXGTの手数料について詳しくご紹介します。
他海外取引所との比較もまとめているので、この記事を読めばFXGTの手数料をしっかりと理解することができますよ!
- FXGTの手数料は基本無料
- 実際にかかる手数料は「スプレッド」「スワップポイント」の2種類のみ
- 入出金手数料は基本無料だが、方法や銀行によっては手数料がかかる
- 仮想通貨取引では4時間毎にレバレッジ手数料が発生するので注意
目次
【口座タイプ別】FXGTの手数料一覧
FXGTの口座タイプ別手数料は以下です。
取引手数料 | 最小スプレッド | スワップフリー | |
ミニ口座 | 無料 | 1.0pips | 全銘柄0日 |
スタンダード+口座 | 無料 | 1.0pips | 全銘柄0日 |
Optimus口座 | 無料 | 0.8pips | ・暗号資産:0日 ・その他: 2日 |
PRO口座 | 無料 | 0.5pips | ・FXメタル、株価、エネルギー:最大6日間 ・暗号資産、FXエキゾチック通貨、FX日本円ペア、株式、DeFiトークン、NFT:0日 |
ECN Zero口座 | ・FX:3USD(片道) ・仮想通貨:0.05USD(片道) |
0.0pips | ・金、株価指数:3日間 ・暗号資産、FX、エネルギー、株式:0日 |
Crypto Max口座 | 無料 | 0.2pips | 暗号資産0日 |
FXGTの入金手数料
FXGTはさまざまな方法で入金することができ、入金手数料は基本無料です。
ただし銀行振込・銀行送金で入金する場合は、利用する銀行や中継銀行によって手数料が発生する可能性があるので注意しましょう。
入金方法 | 手数料 |
銀行振込 | 経由する金融機関による |
銀行送金 | 無料 |
クレジットカード | 無料 |
オンラインウォレット | 無料 |
仮想通貨 | 無料 |
FXGTの出金手数料
FXGTの出金手数料は基本無料です。
ただし銀行振込で入金する場合は、利用する銀行や中継銀行によって手数料が発生する可能性があるほか、出金先に指定した銀行側では着金時の受取手数料が発生します。
また、手数料は各銀行によって異なるので、事前に銀行へ確認しておくのが安心です。
出金方法 | 手数料 |
銀行振込 | 経由する金融機関による |
銀行送金 | 無料 |
クレジットカード | 無料 |
オンラインウォレット | 無料 |
仮想通貨 | 無料 |
FXGTの取引手数料(ECN口座)
FXGTの取引手数料は基本無料ですが、ECN口座のみ手数料が発生します。
ECN口座の取引手数料は以下です。
【ECN口座の取引手数料】
- FX:3USD(片道)
- 仮想通貨:0.05USD(片道)
FXGTのスプレッド
スプレッドとは、売値と買値の差額のことをいいます。
FX取引においては、スプレッドによって手数料を調達している取引所が多く、スプレッドが広い(差額が大きい)ほど損をする仕組みです。
たとえば、USD/JPYペアのスプレッドが1.6pipsのタイミングで買い注文を入れたとしましょう。
この場合、すぐに決済したとしても売値は買値-1.6pipsになるため、1.6pipsの損失が出ます。
これが、実質手数料となるわけです。
つまり、スプレッドが広いほど利益が出にくくなるんですね。
以下は、FXGTのおおよそのスプレッドになります。
為替のスプレッド
通貨ペア | ミニ | スタンダード+ | PRO | ECN Zero |
USDJPY | 1.4pips | 1.3pips | 0.9pips | 0.2pips |
AUDUSD | 1.4pips | 1.2pips | 0.6pips | 0.3pips |
EURUSD | 1.2pips | 1.1pips | 0.7pips | 0.2pips |
GBPUSD | 1.4pips | 1.3pips | 0.5pips | 0.2pips |
EURGBP | 1.7pips | 1.6pips | 0.5pips | 0.3pips |
NZDUSD | 1.7pips | 1.6pips | 0.9pips | 0.6pips |
株式のスプレッド
銘柄 | ミニ | スタンダード+ | PRO | ECN Zero |
AAPL | 0.45pips | 0.45pips | 0.45pips | 0.45pips |
AMZN | 0.71pips | 0.71pips | 0.71pips | 0.71pips |
COST | 0.29pips | 0.63pips | 0.63pips | 0.63pips |
INTC | ー | 0.23pips | 0.23pips | 0.23pips |
GOOGL | ー | 0.14pips | 0.14pips | 0.14pips |
META | 0.60pips | 0.60pips | 0.60pips | 0.60pips |
株価指数のスプレッド
銘柄 | ミニ | スタンダード+ | PRO | ECN Zero |
US30 | 38.5pips | 27.5pips | 14.0pips | 0.1pips |
US100 | 39.7pips | 32.5pips | 33.5pips | 0.1pips |
US500 | 15.0pips | 8.5pips | 8.5pips | 0.1pips |
JP225 | 1.8pips | 1.3pips | 1.0pips | 0.1pips |
UK100 | 33.0pips | 30.0pips | 28.3pips | 0.1pips |
AUD200 | 34.5pips | 35.0pips | 24.5pips | 0.1pips |
仮想通貨のスプレッド
通貨ペア | ミニ | スタンダード+ | PRO | ECN Zero |
BTCJPY | 3200pips | 3235pips | 1805pips | 582pips |
ETHJPY | 420pips | 344pips | 169pips | 59pips |
XRPJPY | 0.163pips | 0.163pips | 0.111pips | 0.064pips |
LTCJPY | 25pips | 21pips | 20pips | 10pips |
BCHUSD | ー | 0.35pips | 0.30pips | 0.21pips |
BTCUSD | 22pips | 20pips | 9pips | 2pips |

FXGTのスワップポイント
スワップポイントとは、ポジションを保有し続けることで発生する手数料のことです。
取引所ごとにスワップポイントが発生する時間が決められており、その時間になると手数料が自動で加算されるというのが一般的です。
FXGTでは、以下の時間でスワップポイントが発生します。
土日を除く00:00(サーバータイムGMT+3)
また、スワップは金利情勢によって変動します。
そのため、金利情勢がマイナスの場合は支払いが必要となり、金利情勢がプラスの場合は受け取ることが可能です。
たとえば、EUR/USDペアで1ロットのBUYポジションを保有するとしましょう。
この場合、以下のような計算でスワップが発生します。
1(ロット)× -1.45(スワップレート)× 0.9090(価格)
最終的には以下のような計算式となり、-1.31がスワップとして発生します。
1 × 100,000 × 0.00001 × -1.45 × 09090 = -1.31
- 為替・メタルとエネルギーの通貨ペア・・・水曜日
- 株価指数・株式投資の通貨ペア・・・金曜日

FXGTの口座維持手数料
FXGTでは、口座に残高がある状態で90日以上取引を行わなかった場合、口座維持手数料として10ドルが差し引かれる仕組みです。
そのまま利用がなければ、30日ごとに10ドルが差し引かれ、残高がゼロになると口座が凍結状態となります。
気づかないうちに残高が減り、しかも休眠口座になっていた…なんてケースも少なくないため、しばらく使用しない場合は資金を出金しておくようにしましょう。
FXGTの手数料を抑えるポイント
FXGTの手数料を抑えるポイントは以下の2つです。
- 取引コストを抑えるならPRO口座でトレードする
- 50万円以上の出金は銀行送金がお得
取引コストを抑えるならPRO口座でトレードする
FXGTの取引コストを抑えるなら、PROZero口座を利用するのがおすすめです。
PRO Zero口座は低スプレッド、取引手数料無料といった特徴があり、スワップフリー銘柄も多数あります。
スキャルピングなどの短期取引をメインにする場合は、よりスプレッドが狭いECN Zero口座もおすすめですが、ECN Zero口座は取引手数料が発生します。
そのため、トレードスタイルや取引銘柄に応じて口座を使い分けると良いでしょう。

50万円以上の出金は銀行送金がお得
各出金方法には出金限度額が設定されているため、金額が大きい場合は一度で出金できないことがあります。
例えば、BitWalletの最大出金限度額は50万円ですし、クレジットカードでは入金した金額しか出金できません。
そのため、50万円以上の出金では銀行送金を利用するのがおすすめです。
銀行送金では振込手数料と中経銀行の手数料が発生しますが、金額が増えても手数料は変わらないため、結果としていちばんコストを抑えられます。

FXGTの手数料に関する注意点
FXGTの手数料は分かりやすい仕組みになっていますが、以下の点には注意が必要です。
- 銀行振込は振込手数料・中継銀行手数料がかかる
- スプレッドは時間によって変動する
- 30日以上取引がないと休眠口座になってしまう
注意1. 銀行送金・銀行振込では振込手数料・中継銀行手数料がかかる
銀行送金(電子決済)・銀行振込の入出金手数料は基本無料です。
ただし、どちらにも振込手数料と中経銀行の手数料が発生し、これらはユーザー負担となります。
【ユーザー負担となる手数料】
・振込手数料
・中継銀行手数料
中経銀行の手数料とは、海外送金の際に発生する手数料のことです。
銀行送金では、国内銀行口座から海外(FXGT)の口座へ送金を行うため、途中で複数の銀行を経由することになります。
これらの手数料を事前に確認しておきたい場合は、利用する金融機関へ問い合わせてみましょう。

注意2. スプレッドは時間によって変動する
スプレッドは時間帯や取引のタイミングで変動します。
相場変動や経済情勢によって大きく変動することもあるので、注意が必要です。
また、スプレッドに限らず、入出金手数料や取引手数料なども定期的に見直しが行なわれるので、その都度確認するようにしましょう。
注意3. 30日以上取引がないと休眠口座になってしまう
FXGTでは、口座残高が0の状態かつポジションを保有していない状態が1カ月以上続くと、休眠扱いになる仕組みです。
休眠になるとボーナスは全額消滅となり、口座を復活させてもボーナスを戻すことはできません。
ボーナスを無駄にしないためにも、定期的に取引することをおすすめします。
FXGTの手数料に関するよくある質問
ここでは、FXGTの手数料・スプレッドに関するよくある質問をまとめてみました。
- FXGTの口座開設に手数料はかかりますか?
- FXGTの成行注文と指値注文では手数料が異なりますか?
- FXGTでBTCの入金手数料を安くする方法はありますか?
- FXGTでスプレッドの狭い通貨ペアはどれですか?
Q1. FXGTの口座開設に手数料はかかりますか?
A:口座開設の手数料は無料です。
FXGTではアカウントにつき最大8つのMT5口座を開設できますが、いずれも無料で開設することができます。
Q2. FXGTの成行注文と指値注文では手数料が異なりますか?
A:ECN口座では、成行・指値どちらも最大6ドルの手数料がかかります。
取引手数料が発生するのはECN口座のみです。
それ以外の口座では取引手数料が無料なので、成行・指値で手数料の違いもありません。
Q3. FXGTでBTCの送金手数料を安くする方法はありますか?
A:XRPにスワップしてFXGTへ送金し、FXGTでBTCへ再びスワップする方法があります。
FXGTからBTCを出金する際も、この逆の手順でスワップすれば送金手数料を安く抑えることが可能です。
Q4. FXGTでスプレッドの狭い通貨ペアはどれですか?
A:USD /JPY、EUR /JPY、EUR /USDなどがあります。
特に、PRO口座の平均スプレッドは他社と比べてもかなり狭くなっています。

FXGTの手数料一覧 まとめ
FXGTの手数料は基本無料で、実際に手数料が発生するのは「スプレッド」「スワップポイント」の2種類です。
ただし、口座タイプや利用方法によっては手数料がかかるので注意が必要です。
また、仮想通貨取引においては4時間毎にレバレッジ手数料が発生するほか、ポジションを保有している場合は曜日に関わらずスワップポイントが発生します。
賢く、お得に取引するためにも、手数料の仕組みを理解したうえで取引を行っていきましょう。
- FXGTの手数料は基本無料
- 実際にかかる手数料は「スプレッド」「スワップポイント」の2種類のみ
- 入出金手数料は基本無料だが、方法や銀行によっては手数料がかかる
- 仮想通貨取引では4時間毎にレバレッジ手数料が発生するので注意