なんてお考えではありませんか?
FX取引で利益を出すためには、スワップポイントを意識することも重要な要素の一つです。
とはいえ、スワップポイントが何なのかわからないまま取引している人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、スワップポイントの概要をはじめ、スワップポイントが高い通貨ペアやおすすめ海外FX事業者をご紹介します。
この記事を読めば、スワップポイントを意識して取引できるようになりますよ!
- スワップポイントは通貨間の金利差を埋める金利調整分
- 各国の政策金利をベースに決められる
- FX事業者や通貨ペアによっても異なる
- 低金利通貨と高金利通貨のペアを選ぶのがポイント
- 高金利通貨は変動リスクが高い
- スワップポイントは株式の配当よりも利回りが高い
目次
海外FXのスワップポイントとは?
スワップポイントとは、通貨間の異なる金利差を埋めるための金利調整分になります。
基本的に、低金利通貨を売って高金利通貨を買うと利益に、高金利通貨を売って低金利通貨を買うと損失になる仕組みです。
例えば、ドル円ペアで日本円の金利が-0.1%、米ドルの金利が5%の場合、ロングポジション(買い)を保有していればスワップポイントが利益となります。
このように海外FXでは、売買取引だけでなくスワップポイントでも利益を出すことができます。
スワップポイントは各国の政策金利がベースになっている
スワップポイントは、各国の政策金利によって決まります。
政策金利は国によって異なり、トルコやメキシコなどの新興国は政策金利が高めです。
そのため、スワップポイントで利益を狙う場合は、各国の金利動向をチェックする必要があります。
スワップポイントが付与されるのはニューヨーク市場の閉場時
基本的に、スワップポイントはニューヨーク市場が閉まる以下の時間帯に付与されます。
【日本時間】
・夏時間(3月第2日曜日(米国時間)から11月第1日曜日まで)・・・6:00 AM
・冬時間(11月第1日曜日(米国時間)から3月第2日曜日まで)・・・7:00 AM
上記の時間にポジションを保有していると、スワップポイントが付与(マイナスの場合は請求)されます。
なお、土日分のスワップポイントは、日本時間の木曜朝にまとめて付与されるのが一般的です。
そのため、水曜日の取引時間中に決済した場合、土日分のスワップポイントが受け取れないで注意しましょう。

海外FXのスワップポイント低金利通貨と高金利通貨
海外FXのスワップポイントは、金利差の大きい通貨ペアほど利益も大きくなります。
そのため、スワップポイント狙いの場合は低金利通貨と高金利通貨のペアを選ぶのがおすすめです。
以下は、海外FXで代表的な低金利通貨と高金利通貨になります。
これらの通貨をペアにすることで、効率的にスワップポイントを獲得できます。
低金利通貨 |
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高金利通貨 |
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海外FXでスワップポイントが高い事業者ランキング
海外FXのスワップポイントは事業者によっても異なります。
以下は、海外FXでスワップポイントが高いおすすめの事業者です。
- XMTrading
- FXGT
- Exness
XMTrading
世界的に人気の海外FX事業者で、日本人ユーザー数業界ナンバーワンとなっています。
取引ツールが充実しているうえに、レバレッジ制限も緩く、上級者の間でも使いやすいと評判です。
また、通貨ペアによってはスワップポイントが非常に高く、スワップポイント狙いのトレーダーにはおすすめの事業者です。
金融ライセンス |
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設立 | 2009年 |
日本語サポート | ◯ |
最大レバレッジ | 1000倍 |
最低入金額 | 500円 |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカット | ◯ |
ボーナス |
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FXGT
FXGTは2019年に設立した新しい海外FX事業者ですが、すでにグループ全体で4種類の金融ライセンスを取得しています。
口座タイプの豊富さとユニークなボーナスキャンペーンが大きな特徴で、口座開設後も定期的にボーナスを獲得することが可能です。
そのため、少ない資金でトレードをしたい初心者におすすめ。
金融ライセンス |
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設立 | 2019年 |
日本語サポート | ◯ |
最大レバレッジ | 1000倍 |
最低入金額 |
1,000円 |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカット | ◯ |
ボーナス |
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Exness
Exnessは2008年にロシアで設立された海外FX事業者です。
日本人向けサービスは2020年に開始され、わずか1年ほどでトップクラスのブローカーへ成長しています。
取得が困難な英国金融行動監視機構とキプロス証券投資委員会を取得しているほか、全8種類の金融ライセンスを取得済み。
業績評価指標では取引量・ユーザー数・出金額などが公開されており、信頼性はかなり高いといえます。
金融ライセンス |
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設立 | 2008年 |
日本語サポート | ◯ |
最大レバレッジ | 無制限 |
最低入金額 | 設定なし (PRO口座は200USD) |
ロスカット水準 | 0% |
ゼロカット | ◯ |
ボーナス |
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海外FXのスワップポイントの計算方法
海外FXのスワップポイントは自分で計算することも可能です。
- クロス円の計算方法
- クロス円以外の計算方法
クロス円の計算方法
クロス円の場合、スワップポイントは以下の計算式で算出できます。
スワップポイント=スワップ値 × 100 × 通貨単位 × ロット数
クロス円以外の計算方法
クロス円以外の場合、スワップポイントは以下の計算式で算出できます。
スワップポイント=スワップ値 × (通貨 / 日本円のレート)
海外FXのスワップポイントの確認方法
海外FXのスワップポイントを確認する方法は、以下の2つです。
- 海外FXの公式サイトで確認する方法
- MT4/MT5で確認する方法
海外FXの公式サイトで確認する方法
スワップポイントは、各FX事業者の公式サイトで確認することができます。
公式サイトではリアルタイムのスワップポイントが表示されているので、どのサイトよりも信頼性が高いといえます。
スワップポイントは各国の政策金利によって変動するので、その都度確認することが大切です。
MT4/MT5で確認する方法
スワップポイントは、MT4/MT5などの取引ツールでも確認することが可能です。
ログインした状態で確認したい通貨ペアをクリックすれば、簡単にスワップポイントをチェックできます。
MT4/MT5のスマホアプリでも確認ができるので、出先や移動中の確認にも便利です。
海外FXのスワップポイントにおける注意点
海外FXのスワップポイントで利益を狙うことができますが、以下の点には注意が必要です。
- マイナススワップの通貨が多い
- 高金利通貨は変動リスクが高い
- スワップポイントの利益も課税対象になる
マイナススワップの通貨が多い
海外FXではほとんどの通貨ペアはマイナススワップで、スワップポイントで稼げる通貨ペアはごくわずかです。
特に高金利通貨ペアは、反対方向に売買してしまうとマイナススワップの数値も大きくなってしまいます。
スワップポイントはポジションを保有している限り毎日発生するものなので、長期保有する場合はマイナススワップに注意が必要です。
高金利通貨は変動リスクが高い
高金利通貨は変動が激しく、いつの間にかマイナススワップになっているケースもあるので注意しましょう。
金利が高い分、反対方向の取引ではマイナススワップも大きくなります。
海外FX特有のハイレバレッジ取引では、一度の急落で金利を上回る損失が発生する可能性もあります。
スワップポイントの利益も課税対象になる
海外FXの税金は取引で得た利益だけでなく、スワップポイントも対象です。
個人口座の場合はスワップを受け取った時点で、法人口座の場合は付与された時点で課税対象となります。
また、海外FXの税金と国内FXでは計算方法が異なるので、事前に確認したうえで正しく申告を行なってください。

海外FXのスワップポイントに関するよくある質問
ここでは、海外FXのスワップポイントに関するよくある質問をまとめてみました。
- Q1. 海外FXのスワップポイントで生活はできますか?
- Q2. 海外FXでドル円のスワップポイントが高い事業者はどこですか?
- Q3. 海外FXのスワップポイントが発生する時間は?
Q1. 海外FXのスワップポイントで生活はできますか?
A:海外FXのスワップポイントで生活することは可能です。
スワップポイントは継続的な収入となるインカムゲインです。
しかも、スワップポイントは株式の配当よりも利回りが高いため、スワップポイントで生活することは十分に可能です。
Q2. 海外FXでドル円のスワップポイントが高い事業者はどこですか?
A:海外FXでドル円のスワップポイントが高い事業者はXMTradingです。
現在はアメリカの政策金利がとても高くなっており、XMTradingのドル円ではロングポジションで1,000円以上のスワップポイントを獲得できます。
Q3. 海外FXのスワップポイントが発生する時間は?
A:海外FXのスワップポイントは6:00 AM(冬時間は7:00)に付与されます。
海外FXのスワップポイントは、ニューヨーク市場が閉場するタイミングで付与されるのが一般的です。
また、土日分のスワップポイントは、日本時間の木曜朝にまとめて付与されます。
海外FX事業者のスワップポイント まとめ
海外FXのスワップポイントは、低金利通貨を売って高金利通貨を買うと利益に、高金利通貨を売って低金利通貨を買うと損失になる仕組みです。
スワップポイントは各国の政策金利をベースに決められていますが、FX事業者や通貨ペアによっても異なります。
そのため、スワップポイントが高いFX事業者で、金利差の大きい通貨ペアを保有するのがポイントです。
ただし、高金利通貨は変動リスクも高くなるため、マイナススワップに注意しながら取引するようにしましょう。
- スワップポイントは通貨間の金利差を埋める金利調整分
- 各国の政策金利をベースに決められる
- FX事業者や通貨ペアによっても異なる
- 低金利通貨と高金利通貨のペアを選ぶのがポイント
- 高金利通貨は変動リスクが高い
- スワップポイントは株式の配当よりも利回りが高い