現在、BitMEXは日本居住者からのアクセスを制限しているため、新規口座開設ができません。また既存ユーザーにおいても、新規注文およびポジションの拡大ができませんのでご注意ください。
VPNやプロキシを使用すればBitMEXを利用することは可能ですが、セキュリティや出金拒否のリスクがあるため、とても安全とはいえません。
BitMEX(ビットメックス)の規制内容と回避方法をわかりやすく解説!また、世界トップクラスの人気を誇る「BINANCE(バイナンス)」も稼ぎやすい取引所となっています。
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評価項目 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
レバレッジ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
スプレッド | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
手数料 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
サーバー | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
日本語対応 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
★★★★☆ |
とお考えではありませんか?
BitMEXではさまざまな取引が利用できますが、その分手数料がわかりにくいと感じる方も少なくありません。
ですが、BitMEXの手数料をしっかりと理解しておけば、手数料を安くしてお得に取引することもできるんです!
そこで今回は、BitMEXの各種手数料と手数料を安くする4つの方法についてご紹介します。
この記事を読めば、BitMEXの手数料を完全マスターすることができますよ!
- BitMEXでは無期限契約・先物契約・アップサイド利益契約・ダウンサイド利益契約が利用でき、種類によって手数料が異なる
- Maker手数料は-0.025〜-0.05%
- Taker手数料は0.075〜0.25%
- Funding手数料は-0.0100%~0.0170%
- 決済手数料はビットコインのみ0.05%
- 入出金手数料は無料!
- 手数料を安くするポイントは「手数料負けしない」「Maker取引メイン」「Funding手数料」「紹介コード」の4つ
目次
BitMEX(ビットメックス)の取引手数料
BitMEXの取引手数料は、主にMaker手数料・Taker手数料・Funding手数料・決済手数料の4種類です。
取引する通貨によって手数料が変わってきますので、それぞれ確認していきましょう。
- Maker(メイカー)手数料
- Taker(テイカー)手数料
- Funding(ファンディング)手数料
- 決済手数料
Maker(メイカー)手数料
BitMEXのMaker手数料は基本マイナスです。
そのため、取引をするごとに手数料をもらうことができます。
仮想通貨 | Maker(メイカー)手数料 |
ビットコインキャッシュ(BCH) | -0.05% |
EOS トークン(EOS) | -0.05% |
イーサリアム(ETH) | -0.05% |
カルダノ(ADA) | -0.05% |
トロン(TRX) | -0.05% |
ビットコイン(XBT) | -0.025% |
ライトコイン(LTC) | -0.05% |
リップル(XRP) | -0.05% |
たとえば、1XBT=100万円のときに1XBT分の注文が成立した場合は、250円の手数料が受け取れることになります。
Maker(メイカー)とは指値注文のことを意味するため、Maker手数料は「指値注文手数料」とも呼ばれています。
Taker(テイカー)手数料
指値注文を意味するMakerに対し、Takerは成行注文を意味します。
そのため、注文した時点で約定となり、サクサク取引することが可能です。
BitMEXのTaker手数料はビットコインのみ0.075%で、そのほかの通貨は一律0.25%となっています。
仮想通貨 | Taker(テイカー)手数料 |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 0.25% |
EOS トークン(EOS) | 0.25% |
イーサリアム(ETH) | 0.25% |
カルダノ(ADA) | 0.25% |
トロン(TRX) | 0.25% |
ビットコイン(XBT) | 0.075% |
ライトコイン(LTC) | 0.25% |
リップル(XRP) | 0.25% |
Funding(ファンディング)手数料
Funding手数料とはスワップポイントのことです。
一般的に、国内取引所では「0.04%/日」などと1日ごとに発生しますが、海外取引所の場合は時間ごとに発生します。
そして、BitMEXの場合は8時間ごと(5時・13時・21時)に発生する仕組みです。
また、Funding手数料は資金調達率によって随時変動していきます。
Funding手数料 | 発生時刻(日本時間) |
ポジション価額 × 資金調達率 | 5時・13時・21時 |
資金調達率とは「金利」と「プレミアムインデックス」で成り立っている数値で、-0.0100%~0.0170%の範囲で変動します。
また、ロングポジションかショートポジションかによって「手数料を支払うか、もらうか」も異なります。
ロング | ショート | |
資金調達率が+ | 支払う | もらう |
資金調達率が− | もらう | 支払う |
BitMEX(ビットメックス)の決済手数料
決済手数料とは、保有しているポジションを決済する際に発生する手数料です。
BitMEXの決済手数料は基本無料となっていますが、唯一ビットコインのみ0.05%が発生します。
そのため、ビットコインでの頻繁な取引はあまりおすすめできません。
BitMEX(ビットメックス)の入出金手数料
BitMEXの入出金手数料は無料です。
そのため、気兼ねなく出し入れすることができますよ!
ただし、ビットコインを出金する際は少額のビットコインネットワーク料金がかかるほか、送金時もマイナー手数料が発生します。
また、BitMEXは日本円入金に対応していませんから、いったん仮想通貨を購入してから入金する必要があります。
マイナー手数料は、支払う金額が大きいほど早く送金ができます。
取引の種類ごとに発生する手数料
ここまで紹介したBitMEXの手数料は、一般的に最も利用される先物契約に関しての手数料です。
しかし、BitMEXでは取引の種類が複数あり、それぞれ対象通貨や手数料が異なります。
ここでは、先物契約以外の手数料について見ていきましょう。
- 無期限契約(FX)
- 先物取引
- 非表示/アイスバーグ注文
無期限契約(FX)
無期限契約とはFX取引のことで、満期や決済の必要がなくスピーディーな入出金が特徴です。
取引はほぼインデックス価格の水準で行われるため、先物契約とは対象的だといえるでしょう。
BitMEXの無期限契約はビットコイン・イーサリアム・リップルのみが対象となっています。
通貨 | レバレッジ | maker | Taker | 資金調達 | 頻度 |
ETH | 50倍 | -0.025% | 0.075% | ロング:0.1075% ショト:-0.1075% |
8時間ごと |
XBT | 100倍 | -0.025% | 0.075% | ロング:0.0100% ショト:-0.0100% |
8時間ごと |
XRP | 50倍 | -0.025% | 0.075% | ロング:0.0170% ショト:-0.0170% |
8時間ごと |
先物取引
先物取引とは、「未来のある時点での売買」を前もって約束する取引のことです
あらかじめ数量と価格を約束しておき、約束の日になったらお金を払って取引を行います。
そのため、価格変動を気にする必要がありません。
銘柄 | レバレッジ | Maker | Taker | 決済手数料 |
BCH | 20x | -0.0500% | 0.2500% | 0.0000% |
EOS | 20x | -0.0500% | 0.2500% | 0.0000% |
ETH | 50× | -0.0500% | 0.2500% | 0.0000% |
ADA | 20x | -0.0500% | 0.2500% | 0.0000% |
TRX | 20x | -0.0500% | 0.2500% | 0.0000% |
XBT | 100x | -0.0250% | 0.0750% | 0.0500% |
LTC | 33.33x | -0.0500% | 0.2500% | 0.0000% |
XRP | 20x | -0.0500% | 0.2500% | 0.0000% |
非表示/アイスバーグ注文
非表示注文とは、 オーダーブックに注文を表示させないようにする注文方法です。
自分の注文が見えなくなるので、注文を意識することなく約定しやすい状態を作ることができます。
一方、アイスバーグ注文は1つの注文を小分けにして注文するという方法です。
いずれも、注文の際にはTaker手数料として0.075%がかかります。
ほか海外取引所との手数料比較一覧
BitMEXの手数料は海外取引所の中でも安いと評判です。
特にビットコインに関してはかなり安いといえるので、どのくらいお得なのかほかの取引所と比較してみました。
取引所 | Maker | Taker | 割引 |
BitMEX | -0.025% | 0.075% | ー |
BINANCE | 0.1% | 0.1% | BNBで半額 |
BITTREX | 0.25% | 0.25% | ー |
Poloniex | 無料~0.1% | 0.1~0.2% | あり |
coinbase | 無料 | 0.3~0.1% | ー |
Kraken | 無料~0.16% | 0.1~0.26% | 取引額による |
BitMEX(ビットメックス)の手数料を安くする4つの方法
普通に利用しても手数料が安いBitMEXですが、さらにお得に取引できる方法があるのをご存知でしょうか。
これらは初心者でも手軽に実践できる方法なので、BitMEXユーザーはぜひ参考にしてみてくださいね!
- 手数料負けに注意する
- Maker(メイカー)取引をメインにする
- Funding(ファンディング)手数料を意識する
-
アフィリエイトリンクの取得する
方法1:手数料負けに注意する
BitMEXをお得に利用する1つ目の方法は、手数料負けを防ぐということ。
ここまで紹介した通り、BitMEXの手数料はやや複雑になるので、「儲かった!」と思ったら実は損をしていた…なんてことも十分あり得ます。
そのため、まずは手数料の仕組みをしっかりと理解することが大切です。
稼いだ金額以上に手数料がかかってしまい、結果的に損をしてしまうことをいいます。
方法2:Maker(メイカー)取引をメインにする
BitMEXの大きな魅力は、Maker手数料がマイナスであることです。
そのため、Maker注文だけしていれば手数料がかかるどころか、逆に儲けることができます。
さらに、レバレッジを利用すればより効率的に利益が得られるんです!
たとえば、元手10万円で100倍のレバレッジをかけたとしましょう。
そうすると取引額は1,000万円になり、Maker手数料として5,000円をゲットすることが可能です!
ハイレバレッジを利用する場合は、逆に損失が出てしまう可能性もあるので注意が必要です。
方法3:Funding(ファンディング)手数料を意識する
手数料の中でも特にややこしいFunding手数料。
ですが、BitMEXの場合はこのFunding手数料もお得になります!
なぜなら、「資金調達率がプラスの時のショートポジション」と「資金調達率がマイナスの時のロングポジション」は手数料をもらうことができるからです。
ただし、この仕組みはやや複雑になりますので、Funding手数料をよく理解してから実践してみてください。
Funding手数料の確認方法
Funding手数料の変動履歴は、契約画面から確認することができます。
画面上部の「契約」→「資金調達履歴」と進むと、どれだけFunding手数料を支払ったか、もしくは受け取ったかがわかります。
方法4:アフィリエイトリンクの取得する
BitMEXではアフィリエイトを採用しているため、紹介リンクを使って登録すれば、登録後半年間は手数料が10%OFFになるんです。
期間限定にはなるものの、10%割引になるのはかなり大きいといえますよね!
また、登録後は自分用の紹介URLも付与されます。
これをSNSやブログで公開し、BitMEXに登録した人がいれば報酬を受け取ることも可能。
そのため、BitMEXに登録する際は紹介リンクを使うのがおすすめです。
COINPRESSにあるリンクから登録すれば、紹介リンクを使って簡単に登録することができますよ!
BitMEX(ビットメックス)手数料のまとめ
BitMEXの手数料は確かに複雑ではありますが、1つずつ丁寧に確認していけば初心者でも理解することが可能です。
また、BitMEXの場合は手数料を理解することでよりお得に取引ができますので、取引をする前にぜひ確認してみてくださいね!
- BitMEXの手数料は主に「取引手数料」と「Funding手数料」の2種類
- Maker手数料に関してはマイナスとなっており、逆に手数料をもらうことができる
- Funding手数料はポジションや資金調達率によって手数料が随時変動するので要注意
- 取引方法やレバレッジによっても手数料が変わる
- BitMEXをお得に利用するなら、手数料の仕組みを理解することが重要!