現在、BitMEXは日本居住者からのアクセスを制限しているため、新規口座開設ができません。また既存ユーザーにおいても、新規注文およびポジションの拡大ができませんのでご注意ください。
VPNやプロキシを使用すればBitMEXを利用することは可能ですが、セキュリティや出金拒否のリスクがあるため、とても安全とはいえません。
BitMEX(ビットメックス)の規制内容と回避方法をわかりやすく解説!また、世界トップクラスの人気を誇る「BINANCE(バイナンス)」も稼ぎやすい取引所となっています。
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評価項目 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
レバレッジ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
スプレッド | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
手数料 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
サーバー | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
日本語対応 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
★★★★☆ |
なんて思ってはいませんか?
BitMEXは世界トップクラスの人気を誇る海外取引所ですが、日本語にも対応しているもあり、日本でも多くの人が利用しています。
しかし、5月1日から施行される仮想通貨関連改正法案に対応するため、日本居住者の取引が制限されることとなりました。
つまり、新規口座開設はもちろん、すでに口座がある人も新規でポジションを持つことができなくなるのです。
BitMEXユーザーにとってはかなり衝撃的ですよね…
とはいえ、BitMEXのアクセス制限を回避する方法もあるので、今回はBitMEXの制限詳細と、制限の回避方法についてご紹介します。
この記事を読めば、今までと同じようにBitMEXを使い続けることができますよ!
- BitMEXは、2020年5月1日より日本居住者からのアクセスを制限する
- 新規口座開設はもちろん、既存ユーザーも新規ポジションの構築・拡大もできなくなる
- とはいえ、BitMEXの制限を回避する方法もある
- 制限回避はVPN・プロキシの使用が主流
- ただし、通信状況やセキュリティ面の不安があることを忘れずに!
目次
BitMEX(ビットメックス)が日本国居住者の仮想通貨取引を禁止
2020年4月28日、BitMEXは公式ブログにて「5月1日より日本居住者からのアクセスを制限する」と発表しました。
BitMEXといえば日本語対応をはじめ、最大レバレッジ100倍や追証なしのゼロカットシステムなど、日本人にとっても使いやすい取引所。
しかし、5月1日から施行される金融商品取引法および資金決済に関する法律改正を受け、制限を設けることとなりました。
- 新規登録・・・2020年4月30日 23:00まで
- 既存ユーザー・・・2020年5月1日 00:00まで
今後は新規口座開設や新規ポジションの構築・拡大ができなくなりますが、既に保有しているポジションへの影響はないのでご安心ください。
また、BitMEXは規制当局の方針を支持したうえで制限を設けており、引き続き協議を継続したいと考えているそう。
進展がみられた際は改めてアナウンスを行うとしているので、将来的に制限が解除される可能性も高そうです。
BitMEX(ビットメックス)の規制を回避する方法
今回、制限の対象となるのは「日本居住者」なので、日本以外の国であればBitMEXへアクセスすることが可能です。
そして、BitMEXではアクセス元の国をIPアドレスで見分けています。
つまり、日本のIPアドレスを使用しなければ、アクセス制限を回避することができるのです。
そもそもIPアドレスとは?
インターネットに接続する際は、自分のところにきちんと情報が返ってくるよう「グローバルIPアドレス」が割り当てられます。
グローバルIPアドレスとは、簡単にうとインターネット上の住所みたいなものです。
インターネット上では無数の情報が行き交っていますが、グローバルIPアドレスが割り振られているおかげで欲しい情報を受け取ることができるんですね。
そして、グローバルIPアドレスはICANNという国際組織によって管理されており、数字をみるだけで国を割り出せるようになっています。
123.456.789.000
このように、グローバルIPアドレスは12桁の数字が3桁ずつ区切られた状態で並んでいます。
たとえば、「日本のIPアドレスは最初には123をつける」というルールがあるとしましょう。
BitMEXでは、123から始まるIPアドレスを接続させないようにしているため、日本からのアクセスを制限することができるのです。
回避方法1:VPNを使用する
BitMEXのアクセス制限を回避するには、VPNの使用が有効です。
VPNとは「Virtual Private Network」の略で、インターネット上にある仮想のトンネルを使って通信するようなイメージになります。
トンネルが海外のものであればIPアドレスも海外のものになるため、制限を気にせずBitMEXに接続できます。
また、VPNは通信傍受を防ぐセキュアなトンネルなので、セキュエリティ面でも安心です。
ここでは、おすすめのVPNサービスを3つご紹介します。
VPN Gate(無料)
筑波大学の研究の一環で提供されているVPNです。
専用ソフトをダウンロードすれば誰でも無料で使うことができます。
ExpressVPN
全世界で無制限のアクセスが楽しめる有料VPNサービス。
自分のIPアドレスを隠すとともに、全てのデータを暗号化してくれるので、仮想通貨取引にも安心です。
また、さまざまなOSに対応しているのも魅力といえるでしょう。
セカイVPN
月額1,000円で利用できるVPNサービスで、日本をはじめアメリカ、ドイツ、台湾、韓国のIPアドレスが利用できます。
最大2ヶ月の無料体験もあるので、VPNを初めて使う人にもおすすめです。
回避方法2:プロキシを使用する
VPN以外では、プロキシを使って制限を回避することも可能です。
プロキシとは「代替」という意味で、通信の際に経由するサーバを指定することができます。
海外のプロキシを指定してBitMEXにアクセスすれば、海外からのアクセスだと認識されるため、今まで通り取引を楽しむことができるでしょう。
ただし、プロキシやルータの設定が必要になるため、あまり知識がない人にとってはハードルが高いかもしれません。
プロキシサーバは、設定だけで誰でも簡単に使用することができますが、VPNのようなセキュリティ対策があるわけではありません。また、プロキシサーバの運営者に悪意ある者がいる可能性もあるので注意が必要です。
BitMEX(ビットメックス)規制回避の注意点
BitMEXの制限を回避するには、VPNやプロキシの使用といった方法があります。
しかし、BitMEXがこれらの方法を推奨しているわけではないため、決して安心とは言い切れません。
セキュリティが不安
有料VPNに関しては、セキュリティがしっかりしているので比較的安心して利用することができます。
しかし、無料VPNおよびプロキシについては信頼性が低く、個人情報の傍受や大切な資産を盗まれるリスクがあります。
また、万が一の際もすべて自己責任になるため、事前にリスクをしっかりと認識しておきましょう。
入出金がうまくできない可能性も
いくら有料のVPNとはいえ、通信速度や安定性は100%ではありません。
そのため、入出金の途中で通信が不安定になれば、「口座に資金が反映されない」なんてこともあり得ます。
それでも、BitMEXやVPNサービスの提供者は何も保証してくれませんから、従来のような安心感はないといえるでしょう。
BitMEX(ビットメックス)規制のまとめ
日本居住者である私たちは、2020年5月1日からBitMEXで取引することができません。
既に保有しているポジションに対する影響はありませんが、新規口座開設をはじめ、ポジションの構築・拡大ができなくなります。
とはいえ、BitMEXは規制当局の方針を支持しており、引き続き協議を継続していくようなので、将来的に制限が解除される可能性も十分あり得るでしょう。
それまで待てないという人は、VPNやプロキシを使えば制限を気にせずBitMEXにアクセスすることが可能です。
ただし、セキュリティや通信状況といったリスクがあるので、こういった危険性ををしっかりと理解したうえで使用するようにしましょう。
- BitMEXは、2020年5月1日より日本居住者からのアクセスを制限
- 新規口座開設はもちろん、既存ユーザーも新規ポジションの構築・拡大もできない
- VPNやプロキシを使用すれば制限を回避できる
- ただし、セキュリティや通信状況によるリスクもある
- いちばん安全なのは、制限解除まで待つこと!