海外FXの法人口座おすすめランキング!違いを徹底比較!

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海外FXの法人口座おすすめランキング!違いを徹底比較!

海外FXに法人口座はある?
法人口座を使うとどんなメリットがあるの?

なんてお考えではありませんか?

海外FXの法人口座にはさまざまなメリットがあり、比較的手軽に開設することが可能です。

しかし、事業者によっては法人口座がなかったり、法人口座を使うことでデメリットになったりする場合もあるので注意が必要です。

そこで今回は、海外FXの法人口座と個人口座の違いをはじめ、口座開設のメリットやおすすめの事業者について解説します。

この記事を読めば、海外FXの法人口座を賢く利用できるようになりますよ!

ざっくり言うと
  • 海外FXの法人口座は節税メリットがある
  • 法人口座の開設には複数の必要書類をアップロードする必要がある
  • アカウント認証が完了していないと出金できない
  • 海外FX事業者によっては法人口座に対応していない
  • 年間利益が900万円以下の場合は個人口座のほうが節税できる
  • 法人化には手間費用がかかる

海外FXの法人口座と個人口座の違いと比較

<イラスト>海外FXの法人口座と個人口座の違いと比較

海外FXの法人口座と個人口座では、以下のような違いがあります。

法人口座と個人口座の違い
  • アカウント名義
  • 税率
  • 経費範囲
  • 損益通算

アカウント名義

海外FXの法人口座はアカウント名が法人名になるのに対し、個人口座は個人名となります。

個人名義で法人口座を開設することはできないため、法人口座を開設するには法人を設立しなければなりません。

ちなみに、法人設立には株式会社の場合で20万円、合同会社の場合で6万円ほどの費用がかかります。

税率

海外FXの法人口座と個人口座では、利益にかかる税率が異なります。

個人口座の場合、所得税と住民性を納める必要があり、最大55%の税金が発生する仕組みです。

一方、法人口座の場合は複数の税金が発生するものの、最大税率は33.58%となります。

【法人口座の利益にかかる税金】

  • 法人税
  • 地方税
  • 法人住民税
  • 事業税
  • 特別法人事業税
注意
税率は事業規模や所在地、時期などによって異なるため、国税庁や自治体に確認するようにしましょう。

経費範囲

法人口座も個人口座も、トレードに必要な費用を経費として計上することができます。

しかし、法人口座は個人口座よりも経費にできる項目が多く、より節税することが可能です。

例えば、法人口座では家賃の一部を居住費として計上できますが、個人口座ではできません。

損益通算

損益通算とは、FXトレードで発生した損失を利益と相殺させることを言います。

個人口座の利益は「雑所得」に分類されるため、給与所得や事業所得などと損益通算することはできません。

一方、法人口座の場合は法人所得との損益通算が可能なので、万が一トレードで損失が出てしまっても納税額を抑えられます。

海外FXで法人口座を開設するメリット

<イラスト>海外FXで法人口座を開設するメリット

海外FXの法人口座を開設することには、以下のようなメリットがあります。

メリット
  1. 節税になる
  2. 繰越控除が10年間
  3. 決算時期を決められる

節税になる

海外FXの法人口座を開設することで、支払う税金を安く抑えることができます。

海外FXの個人口座は所得額に応じて課税率も高くなる「累進課税制度」が適用されますが、法人口座は「比例課税方式」が適用されます。

以下は、個人口座と法人口座の税率です。

個人口座 法人口座
税率 15〜55%
(住民税を含む)
33.58%
(実効税率)

このように、法人口座は所得額が大きくなっても税率は最大33.58%となり、個人口座よりも低いことがわかります。

10年間繰越控除ができる

繰越控除とは、発生した損失を翌年以降の利益から控除できる仕組みのことを言います。

海外FXの場合、個人口座では損失繰越ができませんが、法人口座であれば最大10年間の損失繰越ができます。

損益通算で損失を相殺しきれない場合、翌年以降の利益と相殺することができるので、税負担を軽減することが可能です。

決算時期を決められる

FXの税金は、毎年1月1日〜12月31日までの利益分を、翌年3月15日までに確定申告するのが基本です。

一方、法人の確定申告時期は「事業年度終了日の翌日から2ヶ月以内」ですが、決算時期は自由に決められます。

そのため、支出の少ないタイミングに納税時期を調整できます。

海外FXで法人口座を開設するデメリット

<イラスト>海外FXで法人口座を開設するデメリット

海外FXの法人口座は税負担を軽減できるメリットがありますが、以下のようなデメリットもあるので注意が必要です。

デメリット
  1. 会社を設立する必要がある
  2. 赤字でも税金負担がある
  3. 含み益が課税対象になる

会社を設立する必要がある

海外FXの法人口座を開設するには法人を設立する必要があるため、費用やコストがかかります。

法人を設立する際の基本費用は以下です。

株式会社 合同会社
定款用収入印紙代 4万円 4万円
定款の認証手数料 3〜5万円
定款の謄本手数料 2,000円ほど
登録免許税 15万円
または資本金額×0.7%
6万円
または資本金額×0.7%
合計 20万円〜 6万円〜

また、法人設立には定款作成や登記申請の必要もあり、個人口座と比べて手間がかかる点もデメリットと言えるでしょう。

赤字でも税金負担がある

法人口座の場合、年間損益が赤字であっても法人住民税を負担しなければなりません。

法人住民税の均等割は少なくとも7万円以上となり、資本金や従業員数によって納税額が決まる仕組みです。

利益とは関係ないため、利益が出た場合はもちろん、損失の場合も納税義務があります。

含み益が課税対象になる

個人口座の場合、課税対象となるのは確定した利益のみです。

しかし、法人口座の場合は含み益も課税対象になります。

そのため、個人口座のように利確のタイミングを調整して納税時期を遅らせることはできません。

16海外FXの税金や確定申告のやり方は?計算・節税方法も解説!

海外FXの法人口座を開設するタイミング

<イラスト>海外FXの法人口座を開設するタイミング

海外FXの法人口座で節税効果が得られるのは、年間利益が900万円を超える場合です。

以下は、年間利益と税率の一覧になります。

年間利益 法人口座 個人口座
330万円〜694万9,000円 33.58% 30%
695万円〜899万9,000円 33%
900万円〜1,799万9,000円 43%

法人口座の節税効果は大きなメリットですが、口座開設のタイミングを誤ると逆に損をする可能性もあるので注意しましょう。

海外FXの法人口座おすすめランキング

<イラスト>海外FXの法人口座おすすめランキング

海外FXでは、事業者によって法人口座がない場合があります。

ここでは、法人口座を開設できるおすすめの海外FX事業者をご紹介します。

法人口座おすすめランキング
  1. FXGT
  2. Exness
  3. AXIORY

1位 FXGT

FXGTは2019年に設立した新しい海外FX事業者ですが、すでにグループ全体で4種類の金融ライセンスを取得しています。

口座タイプの豊富さとユニークなボーナスキャンペーンが大きな特徴で、口座開設後も定期的にボーナスを獲得することが可能です。

また、為替ペアから暗号資産までさまざまな銘柄で取引ができるので、手広くトレードをしたい場合にもおすすめです。

金融ライセンス
  • セーシェル金融ライセンス(FSA)
  • 南アフリカ金融セクター行動機構(FSCA)
  • バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)
  • キプロス証券取引委員会(CySEC)
設立 2019年
日本語サポート
最大レバレッジ 1000倍
最低入金額

1,000円

ロスカット水準 20%
ゼロカット
ボーナス
  • 口座開設ボーナス
  • Welcomeボーナス
  • 2回目入金ボーナス
  • Unlimited Loyaltyボーナス
  • Crypto Max Loyaltyボーナス
FXGTのおすすめポイント
  • 最大100万ユーロまでの賠償保険に加入している
  • 日本語サポートが充実している
  • 口座タイプの種類が豊富
  • 世界トップクラスの高額ボーナス

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2位 Exness

Exnessは2008年にロシアで設立された海外FX事業者です。

取得が困難な英国金融行動監視機構とキプロス証券投資委員会を取得しているほか、全8種類の金融ライセンスを取得済み。

業績評価指標では取引量・ユーザー数・出金額などが公開されており、信頼性はかなり高いといえます。

また、レバレッジを無制限で利用できるので、うまく活用すれば大きな利益を狙うことができます。

金融ライセンス
  • セイシェル共和国金融庁(FSA)
  • キュラソーおよびシント・マールテン中央銀行(CBCS)
  • 英領バージン諸島金融サービス委員会(FSC)
  • モーリシャス金融サービス委員会(FSC)
  • 南アフリカ金融業界行為監督機構(FSCA)
  • キプロス証券取引委員会(CySEC)
  • 英国金融行動監視機構(FCA)
  • ケニア資本市場庁(CMA)
設立 2008年
日本語サポート
最大レバレッジ 無制限
最低入金額 設定なし
(PRO口座は200USD)
ロスカット水準 0%
ゼロカット
ボーナス

Exnessのおすすめポイント
  • ユーザー数70万人を突破
  • レバレッジを無制限で利用できる
  • 最低入金額が設定されていない
  • 最大レバレッジ無制限
  • 業界最狭のスプレッド

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3位 AXIORY

AXIORYはスプレッドの狭さが魅力の海外FX事業者。

2023年からは最大レバレッジ1,000倍のマックス口座が誕生し、さらに稼ぎやすくなりました。

2009年の設立で運営実績もあり、信頼性と安心感がかなり高いといえるでしょう。

金融ライセンス
  • ベリーズ国際金融サービス委員会
設立 2011年
日本語サポート
最大レバレッジ 1,000倍
最低入金額 1万円
ロスカット水準 20%
ゼロカット
ボーナス

100%入金ボーナス

AXIORYの特徴
  • 禁止事項が少ない
  • 信託保全を採用している
  • 運営歴が長い
  • 上限なしの高額出金に対応している

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海外FXの法人口座開設方法

<イラスト>海外FXの法人口座開設方法

法人口座の開設には複数の書類が必要になるため、事前に揃えておくとスムーズです。

また、口座開設の手順も個人口座と異なるので注意しましょう。

法人口座の開設方法
  • 必要書類
  • 口座開設方法

必要書類

海外FXの法人口座を開設するには、以下の書類が必要になります。

  • 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
  • 法人の住所証明書類(電気、水道、カードなどの請求書)
  • 取締役の身分証明書(免許証またはパスポート)
  • 取締役の現住所が確認できるもの
  • 株主の身分証明書(免許証またはパスポート)
  • 株主の現住所が確認できるもの

登記簿謄本、法人の住所証明書類、取締役の現住所確認書類については、発行から3ヶ月以内のものである必要があります。

また、必要書類は海外FX事業者によって異なるため、事前に口座開設する事業者へ詳細を確認してください。

法人口座開設方法

法人口座の開設手順は以下です。

①海外F事業者の公式サイトにある「口座開設」をクリック
②「法人口座」を選択する
③口座情報・会社情報を入力する

  • 口座の通貨タイプ
  • 取引プラットフォーム
  • 口座タイプ
  • 会社名
  • 法人番号等
  • 会社電話番号
  • メールアドレス
  • 国籍

④必要書類のアップロード

海外FX事業者によっては必要書類をアップロードしなくてもトレードすることができますが、出金ができないので早めにアップロード・認証を済ませておきましょう。

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海外FXの法人口座に関するよくある質問

<イラスト>海外FXの法人口座に関するよくある質問

ここでは、海外FXの法人口座に関するよくある質問をまとめてみました。

よくある質問
  1. 海外FXの法人口座と個人口座を使い分けることはできますか?
  2. 海外FXのXMTradingで法人口座は作れますか?
  3. 海外FXの法人口座もボーナスの対象となりますか?
  4. 海外FXの法人は利益がいくらになったら検討するべきですか?
  5. 海外FXで法人化した場合経費で計上できるものは何ですか?

Q1. 海外FXの法人口座と個人口座を使い分けることはできますか?

A:海外FXの法人口座と個人口座の使い分けは可能です。

ただし、個人口座の利益を法人口座へ移す行為は脱税とみなされるので注意しましょう。

Q2. 海外FXのXMTradingで法人口座は作れますか?

A:XMTradingは、現時点で法人口座に対応していません。

個人口座でXMTradingを利用している場合でも、法人口座を開設したい場合は他の海外FX事業者を選択する必要があります。

Q3. 海外FXの法人口座もボーナスの対象となりますか?

A:海外FX事業者のなかには、法人口座もボーナス対象となるところがあります。

FXGTVantageは、法人口座を開設した際に口座開設ボーナスを受け取ることが可能です。

ただしFXGTにおいては、個人口座で口座開設ボーナスを受け取ったことがある場合、法人口座を開設してもボーナスは発生しません。

Q4. 海外FXの法人は利益がいくらになったら検討するべきですか?

A:海外FXの法人口座は、年間利益が900万円以上になったときに開設すると良いでしょう。

法人口座と個人口座では、年間利益に対する税率が異なります。

年間利益が900万円以下の場合は個人口座の方が税率が低いので、法人口座を開設すると損をしてしまうことになります。

Q5. 海外FXで法人化した場合経費で計上できるものは何ですか?

A:海外FXで法人化した場合、以下のようなものが経費として計上できます。

  • FX用のパソコンの購入代金
  • FXの自動売買ソフトの購入代金
  • FXの参考書籍・雑誌代
  • FX関連のセミナー代金
  • FXセミナーに参加するための交通費
  • 自宅の家賃や水道光熱費の一部
  • 生命保険料や退職金

ただし、なかには経費にできないものもあるので、迷った際は税理士に確認してみましょう。

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海外FXの法人口座 まとめ

<イラスト>海外FXの法人口座 まとめ

海外FXの法人口座は、個人口座と比べて節税効果が得られるというメリットがあります。

ただし、年間利益が900万円以下で法人口座を開設してしまうと、逆に損をしてしまうので注意が必要です。

また、法人口座に対応していない海外FX事業者もあるので、事前に法人口座の対応有無を確認するようにしましょう。

法人口座をうまく活用すれば大きな節税につながりますので、年間利益が900万円を超えているトレーダーは法人化を検討してみてはいかがでしょうか。

海外FXの法人口座おさらい
  • 海外FXの法人口座は節税メリットがある
  • 法人口座の開設には複数の必要書類をアップロードする必要がある
  • アカウント認証が完了していないと出金できない
  • 海外FX事業者によっては法人口座に対応していない
  • 年間利益が900万円以下の場合は個人口座のほうが節税できる
  • 法人化には手間と費用がかかる