Exnessで法人口座は開設できる?開設条件や方法や注意点を解説

法人アカウント

SHARE

Exnessで法人口座は開設できる?開設条件や方法や注意点を解説

Exnessで法人口座は開設できる?
Exnessで法人口座を開設する方法が知りたい!

なんてお考えではありませんか?

Exnessでは法人口座を開設することが可能です。

法人口座には節税経費で計上できるものが増えるとsいったメリットがあるため、法人口座の開設を考える中〜上級トレーダーも少なくありません。

ただし、Exnessの法人口座を開設するには条件があり、一般のトレーダーにはややハードルが高めとなっています。

そこで今回は、Exnessで法人口座を開設するメリットをはじめ、法人口座の開設条件や必要書類、注意点について解説します。

この記事を読めば、Exness法人口座の開設方法をしっかりと理解することができますよ!

ざっくり言うと
  • Exnessでは法人口座を開設できる
  • 法人口座は個人口座と比べて大きな節税効果が期待できる
  • 法人口座の開設には条件あり
  • 申請から口座開設まで最大3ヶ月ほどかかる
  • 提出書類は日本語でOK
  • Exnessの法人口座開設までの間、他社の法人口座を活用するのもあり

Exnessの公式サイトはこちら

Exnessへの登録はこちら(無料)

Exness法人口座を開設するメリット

<イラスト>Exness法人口座を開設するメリット

Exnessで法人口座を開設することには、以下のようなメリットがあります。

法人口座のメリット
  • 最大税率を抑えられる
  • 経費の範囲が広が
  • 損失を繰り越せる

最大税率を抑えられる

法人口座を開設する最大のメリットは、個人口座よりも最大税率が低くなるという点です。

個人口座の最大税率が45%であるのに対し、法人口座の最大税率は約35%と低めに設定されています。

そのため、法人口座では節税効果が期待できます。

【個人口座の税率】

課税所得 税率
1,000円 〜1,949,000円 5%
1,950,000円 〜 3,299,000円 10%
3,300,000円 〜 6,949,000円 20%
6,950,000円 〜 8,999,000円 23%
9,000,000円 〜 17,999,000円 33%
18,000,000円 〜 39,999,000円 40%
40,000,000円〜 45%

 

【法人口座の税率】

課税所得 税率
〜400万円 約22%
400万円〜800万円 約25%
800万円〜 約35%

経費の範囲が広がる

個人トレードの場合、経費として計上できるのは利益に直接関わるもののみです。

しかし、法人としてトレードをした場合は、役員報酬や退職金、会社から自分へ支払った給与なども経費として計上することができます。

このように、経費の範囲が広がることも大きな節税につながります。

損失を繰越せる

個人口座で発生した損失は翌年以降に繰り越したできないため、その年の損失として計上する必要があります。

しかし、法人口座で発生した損失については翌年以降への繰り越しが認められているので、赤字になってしまった場合も翌年以降の節税につながります。

例えば、今年のトレード損益がプラス500万円で、昨年のトレード損益がマイナス200万円だったとしましょう。

この場合、今年の利益500万円から去年の繰越損失200万円を差し引いて、今年の課税所得を300万円とすることが可能です。

このように、長期的にトレードを行なっていく場合は、損失を繰り越せる点は大きなメリットになると言えます。

Exness法人口座の開設条件

<イラスト>Exness法人口座の開設条件

Exnessの法人口座には条件があり、すべての条件を満たさなければ開設することができません。

法人口座の開設条件
  • 個人口座を開設していること
  • 3ヶ月以上のトレード実績があること
  • Exnessプレミアシグネチャーの会員であること

①個人口座を開設していること

1つ目の条件は、個人口座でトレード実績があることです。

Exnessでは、法人口座を開設する前に個人口座を開設する必要があります。

最初から法人口座を開設することはできないので注意しましょう。

②3ヶ月以上のトレード実績があること

2つ目の条件は、3ヶ月以上のトレード実績があることです。

法人口座を開設するには、まず個人口座で最低でも3ヶ月以上のトレード実績を作る必要があります。

そのため、法人口座開設にはある程度の時間が必要です。

ただ、取引内容に関する条件はなく、少額ポジションを持ち続けるだけでも条件クリアとなります。

③Exnessプレミアシグネチャーの会員であること

3つ目の条件は、Exnessのプレミアムシグネチャー会員であることです。

Exnessでは、入金額・取引量が多いロイヤルカスタマー向けに「プレミアプログラム」が用意されています。

プレミアプログラムには累計入金額四半期毎の取引量に応じたステータスランクがあり、最高ランクの「シグネチャー会員」になることが必須です。

つまり、個人口座で3ヶ月以上のトレード実績を作るだけでは、法人口座を開設できないということです。

MEMO

①②の条件は時間がかかりますが、そこまで難しい内容ではありません。しかし、③の条件はハードルが高く、法人口座の開設が難しいといわれる要因となっています。

Exness法人口座の開設に必要な書類

<イラスト>Exness法人口座の開設に必要な書類

Exnessの法人口座を開設するには、以下の書類の提出が求められます。

  • 法人口座の申込書
  • 登記簿謄本
  • 株主名簿
  • 取締役一覧
  • 定款
  • 法人番号
  • 役員・株主の身分証明書類
  • 役員・株主の住所確認書類
  • 法人の住所確認書類

上記の書類は、すでに法人設立していれば比較的簡単に準備することができるでしょう。

役員・株主の身分証明書類役員・株主の住所確認書類については、以下を準備してください。

【役員・株主の身分証明書類】

  • 運転免許証
  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 在留カード

【役員・株主の住所確認書類】

  • 公共料金の領収書
  • クレジットカード・銀行口座の利用明細書
  • 住民票の写し
  • その他現住所を確認できる書類

なお、住所確認書類においては発行から6ヶ月以内のもののみ有効です。

また、法人によっては追加書類が必要になる場合もありますが、その際はサポートに指示された書類を準備・提出してください。

Exness法人口座の開設方法

<イラスト>Exness法人口座の開設方法

法人口座の開設手順
  1. 個人口座を開設する
  2. 法人口座開設の条件を満たす
  3. 法人口座の開設依頼・必要書類の提出
  4. 審査完了

Step1, 個人口座を開設する

まずは、Exnessの個人口座を開設します。

STEP.1
公式サイトへアクセス

登録

画面右上の「リアル口座開設」を選択します。

STEP.2
マールアドレス・パスワードの登録

登録2

口座開設タブを選択し、居住国、メールアドレス、パスワードを入力します。

チェック項目にを入れ、「続行」をクリック。

STEP.3
取引口座の選択

登録3

「本取引口座」をクリックすれば、本取引口座の登録・開設が完了となります。

なお、実際に取引を開始するにはプロフィール、本人確認を完了させる必要があります。

詳しい手順については以下の記事を参考にしてください。

口座開設Exnessの口座開設方法とは?注意点やよくある質問も解説

Step2, 法人口座開設の条件を満たす

個人口座を開設したら、トレードを3ヶ月以上継続しましょう。

前述したように、法人口座を開設するにはシグネチャー会員になる必要があります。

シグネチャー会員になるには累計入金額が100,000ドル以上四半期(3ヶ月)毎の取引量が2億ドル以上が条件です。

プリファード エリート シグネチャー
累計入金総額 20,000ドル 50,000ドル 100,000ドル
四半期毎の取引量 5,000万ドル 1億ドル 2億ドル
ボーナスExnessの口座開設ボーナスや入金ボーナスはある?キャンペーン情報まとめ

Step3, 法人口座の開設依頼・必要書類の提出

法人口座の開設条件をクリアしたら、サポートへ法人口座の開設依頼をします。

以下の内容をサポートへメールしてください。

  • Exnessに登録しているメールアドレス
  • 氏名
  • 法人口座を開設したい旨を記載

Exnessサポート:support@exness.com

口座開設の依頼後は、必要書類を提出してください。

Step4, 審査完了

Exness側の審査が完了するまで待ちましょう。

法人口座の審査は2〜3ヶ月です。

そのため、Exnessの法人口座を開設するには遅くても6ヶ月前から準備を始める必要があります。

アフィエイトExnessのアフィリエイトは稼げるの?始め方やIB報酬を解説!

Exness法人口座を開設する際の注意点

<イラスト>Exness法人口座を開設する際の注意点

Exnessの法人口座を開設する際には、以下の点に注意が必要です。

注意点
  • 法人を設立している必要がある
  • 口座開設に最大3ヶ月かかる
  • 提出書類は日本語でOK

法人を設立している必要がある

Exnessで法人口座を開設するには、すでに法人設立を完了している必要があります。

法人口座の開設には必要書類の提出が求められますが、会社の登記簿謄本などの証明書は法人を設立していなければ提出することができません。

そのため、Exnessの法人口座を開設する前までに法人化はを済ませておきましょう。

口座開設に最大3ヶ月かかる

Exnessの法人口座は、申し込みから口座開設までに最大3ヶ月ほどかかります。

個人口座から開設する場合は3ヶ月以上のトレード実績が必要になるため、法人口座開設までかかる時間は6ヶ月ほどです。

つまり、かなり時間がかかるということ。

Exnessの法人口座を開設する場合は早め、かつ計画的に準備を進めることが大切です。

提出書類は日本語でOK

Exnessは海外FX事業者ですが、法人口座開設の際に提出する書類は日本語で問題ありません。

わざわざ英語の書類を準備する必要はないので、国内の手続き時と同じように必要書類を準備しましょう。

Exnessのキャッシュバック口座開設とは?バック率や受け取り方を解説

Exness以外に法人口座を開設できる海外FX業者

<イラスト>Exness以外に法人口座を開設できる海外FX業者

法人口座を開設できるFX事業者は、Exness以外にも複数あります。

Exnessの法人口座は開設までに時間がかかるため、その間は他社の法人口座を利用するのも良いでしょう。

Exness以外の法人口座
  • FXGT
  • AXIORY
  • ThreeTrader
  • TitanFX
  • easyMarkets

FXGT

FXGTはセーシェル共和国のFX事業者で、XMやAxioryの元役員が創業メンバーとなっています。

知名度と信頼性が高く、最大1,000倍のレバレッジ取引が可能です。

株式や仮想通貨などの幅広い銘柄を取り扱っており、仮想通貨の銘柄数に関してては業界トップクラスとなっています。

申し込み方法
口座開設画面で「法人」を選択して口座開設をする。

AXIORY

AXIORYは、Exnessと同様に業界最狭水準のスプレッドが大きな魅力となっているFX事業者です。

口座残高が10万ドル以下であれば、制限なしで400倍のレバレッジを利用することができます。

また、1つのポジションで最大1,000ロットの取引ができるので、大きなトレードをしたい人にもおすすめです。

申し込み方法
法人口座開設フォームから直接申し込む。

ThreeTrader

ThreeTraderはスプレッドがExness以上に狭く、優れた取引条件が上級トレーダーから高く評価されています。

なかでも「Rawゼロ口座」は、最小0pipsのスプレッドを取引手数料1ロット2ドル(片道)から取引可能で、コスパ重視の人に最適です。

法人口座開設の条件などは特になく、アカウントマネージャーへ連絡すればすぐに開設することができます。

申し込み方法
個人口座開設後に、アカウントマネージャーへ法人口座の開設依頼をする。

TitanFX

TitanFXは、2014年に設立されたバヌアツ共和国のFX事業者です。

低スプレッド約定力の高さが魅力で、最大500倍のレバレッジ取引が可能となっています。

また、海外FX事業者には珍しく経営陣が顔出しで紹介されていることから、安全性・信頼性に力を入れていることも伺えます。

申し込み方法
口座開設画面の「お申し込み口座を選択」で「法人取引口座」を選択する。

easyMarkets

easyMarketsはMT4における固定スプレッド、取引の取り消しができる「dealCancellation」、為替レートを数秒間ストップできる「フリーズレート」など、他にはない独特なサービスが特徴のFX事業者です。

2020年からレアル・マドリードとスポンサー契約を結んでおり、世界的に人気が高まっています。

日本語サポートの質も高いので、初めての海外FX事業者としてもおすすめです。

申し込み方法
個人口座開設後に、アカウントマネージャーへ法人口座の開設依頼をする。

Exness法人口座に関するよくある質問

<イラスト>Exness法人口座に関するよくある質問

ここでは、Exnessの法人口座に関するよくある質問をまとめてみました。

よくある質問
  1. IBパートナーでも法人口座は開設できますか?
  2. 法人口座もレバレッジ無制限やゼロカットの対象ですか?
  3. 法人口座ではどのような口座タイプが利用できますか?
  4. 法人口座と個人口座の違いは何ですか?
  5. Exness以外でおすすめの法人口座はありますか?

Q1. IBパートナーでも法人口座は開設できますか?

A:はい、IBパートナーでも法人口座を開設することは可能です。

IBパートナーの場合、手数料が40%となるブリリアントパートナーに昇格することで法人口座の開設が可能となります。

ブリリアントパートナーに昇格後、担当のアカウントマネージャーに法人口座開設の依頼を行なってください。

Q2. 法人口座もレバレッジ無制限やゼロカットの対象ですか?

A:はい、法人口座でもレバレッジ無制限やゼロカットシステムの対象となります。

Q3. 法人口座ではどのような口座タイプが利用できますか?

A:法人口座も、個人口座と同様5種類の口座タイプが利用できます。

Q4. 法人口座と個人口座の違いは何ですか?

A:法人口座と個人口座の大きな違いは、利益に対する税率です。

法人口座を開設する最大のメリットは、個人口座よりも最大税率が低くなるという点です。

また、経費として計上できる範囲が広がったり、損失の繰越が可能になったりすることから、大きな節税効果が期待できます。

Q5. Exness以外でおすすめの法人口座はありますか?

A:Exness以外の法人口座であれば、AxioryやFXGTがおすすめです。

AxioryやFXGTの法人口座は、必要書類さえ提出できれば比較的簡単に開設することが可能です。

Exnessのような厳しい条件もないため、法人口座をすぐに開設したい場合や、Exnessの法人口座を開設するまでのつなぎとしてもおすすめです。

VPSExnessのVPSの使い方は?メリットや注意点なども解説

Exness法人口座 まとめ

<イラスト>Exness法人口座 まとめ

Exnessでは個人口座のほかに、法人口座も開設することが可能です。

ただし法人口座の開設には条件があり、以下の条件をすべてクリアする必要があります。

  • 個人口座を開設していること
  • 3ヶ月以上のトレード実績があること
  • Exnessプレミアシグネチャーの会員であること

また、法人口座の申請から口座開設まで最大3ヶ月ほどの時間がかかるため、それを踏まえたうえで準備することが大切です。

他事業者の法人口座もうまく活用しつつ、計画的にExnessの法人口座を開設しましょう。

Exness法人口座のおさらい
  • Exnessでは法人口座を開設できる
  • 法人口座は個人口座と比べて大きな節税効果が期待できる
  • 法人口座の開設には条件あり
  • 申請から口座開設まで最大3ヶ月ほどかかる
  • 提出書類は日本語でOK
  • Exnessの法人口座開設までの間、他社の法人口座を活用するのもあり

Exnessの公式サイトはこちら

Exnessへの登録はこちら(無料)